【修理】ストラトキャスター | ゲン・マクギネスのブログ

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60-80年代のロック好き。ベース、三線、ウクレレ、アコギ、エレキ弾き。ライブやったり宅録やったり。2021年からエフェクター自作始めました。

音楽仲間からストラトキャスターの修理を承りました。曰く「自分でピックガード交換したらノイズだらけで音が出なくなった」との事。


ストラトの電気系統パーツは全てピックガードに張り付いてるのでネジやなんや外して元に戻せば交換出来るわけで(ジャックだけは再配線かな)、おそらく交換の際にどっか断線したのかと。


断線チェックで再配線(再ハンダ付け)なら、対応出来そうだったのでとりあえずお預かり。先ずはそのままアンプに繋いで症状を確認、、、「ブーーーうううん」あ、これグランド不良っぽいです。エフェクター製作の失敗時によくなるやつ。


ネットで配線図を拾って大まかに理解。グランド線から順に通電チェック





ハンダ箇所の状態チェックを順番にしていくと、あら?ヴォリュームポッドの爪から本体繋いでるとこ切れてた。



ポッド自体が少し緩んでたので本体が回って負荷が掛かってたんかも。ハンダ付けやり直してポッド締めて音出しチェック、、「ブうううん」んー、まだアカンかー。


改めて配線図見ながら現状を辿っていくと、ん?ポッド同士の配線が一本足りんやん。というわけで配線追加。(ポッド裏にはハンダの除去跡があったので過去になんらかの改造してたんかも知れません)



で、再度音出しチェック。うむ、ノイズ消えた。んで、ピックアップをドライバーでコツコツ叩くと音も出てる。良かった良かった、、、ありゃ?リアピックアップが反応してない…んでもってフロント/センターのハーフトーンも鳴らない…これはピックアップセレクター(スイッチ)がダメになってるっぽい。(念のためリアピックアップの抵抗値を測るとフロント・センター同様に出てた)


スイッチに貼られたシールには薄っすらと「YM-50」の文字。検索でこのスイッチの配線図出て来た。



スイッチの端子間を通電チェック、やっぱりリアとハーフトーンが効かなくなってました。のでこんな時はサウンドハウスさん



https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/223771/


ありました。にて交換。





で、音出しチェック!セレクター効いてます。修理完了〜


ついでに磨けるとこ磨きます。







ツマミたちがだいぶ汚れてて、何故か手持ちがあったので交換(サービス)


ハイ、完了





はじめてのストラト修理、勉強になりましたー