エフェクター自作を始めて3年弱。最近、近所の知り合いギターショップからアンプやエフェクターの修理を下請けで依頼頂く様になりました。
電気的な専門知識があるわけではないので、複雑な修理とかは無理ですが、大抵の故障や不具合は単純な断線だったり、部品の老朽化だったりするので通電チェックしてハンダし直しやパーツ交換で直るケースが多いデス。
そんな修理実例をご紹介します。
ハイ。ディストーションの有名機「Proco RAT2」です。自分では持ってません。電源が通常のセンターマイナス9Vではなく、3.5mmジャックである事を知ってる程度。
故障内容は「使用してたら火ぃ噴いた」と物騒な事象だったのですが焦げ臭くなって煙が出た程度、との事。
早速開けてみます。あ、この辺に熱が加わったぽい。白くなってる。ハンダも溶けた様に見えるので一回ハンダ取って配線し直して再ハンダ付け。
もう一箇所 抵抗器焦げてます。奥のが普通の色。
この焦げた抵抗器は電源の入口デス。おそらく9Vの給電でいい所に間違えて12Vとか高電圧を加えてしまったんでしょうね。
ネット情報で回路図確認、数値特定して抵抗器を交換しました。
通電チェック。変換アダプタがないので直給電。
この状態で鳴りました、やれやれ
アダプタからの給電もチェックせねばなので変換アダプタ入手して
いざ。
大丈夫デス。一部端折ってますが直りましたー
よかったよかった