ギブソンLG-0(1958) | ゲン・マクギネスのブログ

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60-80年代のロック好き。ベース、三線、ウクレレ、アコギ、エレキ弾き。ライブやったり宅録やったり。2021年からエフェクター自作始めました。

現在所有しているアコギ、もう一本はスモールボディのGibson LG-0、初年度1958年製です。


これはもう「おおはた雄一さんがメインで使ってる」影響以外のナニモノでもないです。朴訥としていながら熱いおおはたさんのプレイには相当感銘を受けまして、アコギに真剣に取り組んだのも氏がキッカケでした。

入手は3年前くらいです多分。ずっとおおはたさんと同じ1958年製が欲しくて探しまくってましたがなかなか出会えず、ほぼ諦めてました。

このLG-0というモデルは作りもシンプルでギブソンスモールボディアコギの中でスチューデントモデルと言われる廉価版なんです。

とは言え流石のギブソンの作りとオールマホガニーボディが相まって素朴ながら暖かみのあるイイ音がします。

ブリッジ周辺。エンドピンも多分オリジナル

1960年以降のLG-0は割と市場に出たりするんですが、ブリッジがプラスチックに代わり(しかも経年で変形してたり)、塗装もなんか薄ーくなってしまい余り味わいがありません。

この時期にギブソン傘下に入ったエピフォンからは同等モデルとしてFT-30 キャバレロという機種が出ていて、これも60年初頭くらいはヘッドの「ビキニロゴ」がめちゃカッコいいです。

Epiphone FT-30 Caballero(1961)

ただし、これもこの後エピフォンお得意の長ーいヘッドに代わってしまいます。

というわけでやけに希少なLG-0なんですが、ある日行きつけのギター屋に特に用事もなく立ち寄ったら目の前にぶら下がってました。
「こ、これLG-0だよね、50年代じゃない?」
「1958ですね」「初年度じゃん!」

塗装が薄いのか、ウェザーチェックもなくパーツを含めて状態良し。予算も何も考えず即決でした。


ボブ・ディランも忌野清志郎も最初のギターはこのギブソンLG-0だったと聞いた事があります。

ヴィンテージの範疇に入るんでしょうが、割と頑丈な感じですし、そんなに気を使わずに大事に使ってます。ここんとこはオープンDチューニングでジャラジャラと弾いています。