恍惚と不安の二つ、我あり | 松丸元気のあ~ゆう事やそ~ゆう事

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今から30年前の4月11日にUWFと呼ばれるプロレスが旗揚げされた


のちに「UWF現象」と呼ばれ、格闘技プロレスとして一大ブームを起こしたUWF



プロレスには5つのジャンルがあって

● 新日本プロレスや全日本プロレスの様な正統派の純プロレス。
● ショー的要素を中心としたアメリカンプロレス。
● 奇抜で過激な試合を中心としたデスマッチ。
● 空中殺法を主としたメキシコのプロレス、ルチャ・リブレ。
● ショー的要素を極力排除し、格闘技の部分を前面に押し出したUWF系。


日本はアメリカ・メキシコと並んで、世界三大プロレス大国で、上記のジャンルのプロレスが全部興行形態として存在するのは世界広しと言えど日本だけなんです



元々、道場での稽古において、プロレスラーの強さの部分を特化した形がUWFで、旗揚げには様々な経緯があるけど、当時はかなり魅入られました


自分の中ではUWFと言えば、イコール前田日明になります


もうそれぐらい、第1次UWF以降の新日本プロレスから第2次UWF時代の前田日明兄さんはメチャクチャカッコいいです♪



そんなUWFが旗揚げされてから30年が経った記念から、UWF30年史の本が発売されるとか





中央ででんと構えるアキラ兄さん、物凄くカッコいい♪


「格闘王」の雰囲気が漂ってきて、絶対的な主人公さが際立ちます


他にもUWFを語る上では重要な選手は沢山いるんだけど、当時を知っている者からすれば、アキラ兄さんは別格な感じです


このUWF30年史は様々な選手にインタビューしてますが、アキラ兄さんだけはインタビューが載ってない


元々、好き嫌いが結構激しいアキラ兄さんですから、この手の事はファンからしてみれば、珍しい事ではないんですが(笑)、やっはり表紙の中央に構えているのに、インタビューが無いのはちょっと物足りない



と思ったら、UWFを語るアキラ兄さんのインタビューが載ってる雑誌がある





プロレス雑誌界の孤高の存在(笑)「KAMINOGE」


多分、「UWF30年史」にアキラ兄さんのインタビューが載ってない事を見越しての発売


相変わらず「KAMINOGE」はやる事が斜め上を行ってる(笑)


でもこの二つを揃える事で、UWFの30年は補完されます


まさしく「UWF補完計画」


ちなみに「UWF30年史」が約1500円で「KAMINOGE」が1000円


二つ合わせて2500円を高いか安い判断する事でUWF愛が試されます



でも、なんだかんだ言っても、UWFから30年かぁ~


未だに第1次UWFに活躍している選手はセミリタイア気味だけど、藤原嘉明選手と初代タイガーマスク、第2次UWFから活躍した選手で現役は船木誠勝選手、鈴木みのる選手、田村潔司選手、冨宅祐輔(現・飛駈)選手くらい


この中でU系のプロレスをやってるのは・・・かろうじて、田村潔司選手くらいだけど、最近の田村選手は格闘家の面が強いし、セミリタイア気味だし、そう考えると、もう全盛期のUWFを体験した選手で未だにU系を続けている選手は皆無に近い



だからと言って、最近のプロレスが面白くないと言う訳では無く、逆に純プロレスの新日本プロレスはショー的要素が強くなってるとは言えど相当面白い


でも、第2次UWFなんかは今見ても、プロレスと格闘技の端境にありながらも、物凄く洗練されていて、何か新しい事が起こりそう雰囲気がプンプンしてる



あれから30年も経ったなんて考えると、長い事プロレスを見てるなぁ~としみじみ思います