毛根の誕生(幹細胞で考える(4)) | 発毛チャレンジサイト”元気髪” ヘアサロン シーズン板橋((運営)株式会社SOSEI美)

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スカルプスパ、セルフエクササイズを通して、発毛にチャレンジ中。本当の元気髪を目指して獅子奮迅の奮闘ぶりをご紹介します

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発毛・育毛も、その原点から考えと、

毛包幹細胞の視点が必要だ


(6)毛乳頭部として表皮細胞に囲い込まれた真皮細胞が

  毛乳頭細胞に分化する。

  真皮幹細胞のニッチ(幹細胞の住み家のような場所)

  は毛乳頭と特定されている。

  真皮幹細胞は毛乳頭を大きくし、

  毛乳頭外の線維芽細胞に分化する・・・ここまでは

  特定されているようだ


  しかし、胎児期のプロセスを考えると、

  毛乳頭は、

  肌の一部に表皮細胞塊が出来、

  そこに対応して真皮細胞が集まり、

  表皮細胞塊と真皮細胞の塊の相乗作用で

  毛包が形成される、

  とまでは解明している。

  そこで、表皮細胞を増やすには、

  表皮基底細胞にいる毛包幹細胞の分化が

  当然考えられるとした。

  また、それ以外に毛包を作る幹細胞は

  脂肪内に存在する間葉系幹細胞以外見当たらない


  それ以外にも、表皮細胞の分化も

  十分に想定できるとした


  万が一、

  表皮細胞による毛包細胞(内外毛根鞘細胞等)

  による分化に無理があるとしても、

  表皮基底に住む毛包幹細胞の分化だけでも

  説明はできる


  しかし、

  真皮幹細胞は毛乳頭内をニッチとしているとは解っても、

  胎児期を想定したら、

  毛乳頭は後から出来たものであり、

  その段階では、真皮幹細胞のニッチはない


  ならば、真皮幹細胞は何なんだ???

  ・・・未解明・・・だが、

  胎児期は全ての生体組織が同時進行で生まれ、

  出生後に備え、全ての生体組織が整然と構築されている時期。

  真皮層も、毛包ができる前にはできており、
 
  真皮幹細胞もどこかをニッチとしているか、

  例えば、真皮内毛細血管周辺等、
  
  真皮内を遊走していると考える  


  もっと突き詰めると、

  ニッチとは、

  生体組織が完成してからできるものであり、

  その間は、

  受精卵から1週間後に多分化能細胞が生まれ、

  その後、

  上皮系幹細胞や間葉系幹細胞が生まれるが、

  その頃は、全ての幹細胞は遊走していると考えられ、

  ニッチに拘るより、

  既に生まれているそれぞれの幹細胞が

  自分のニッチを作るために、

  本来の指名を与えられた生体組織(表皮なら表皮、

  毛細血管なら毛細血管、脳なら脳)を作り、

  その際、

  遊走する本来の幹細胞に加え、

  間葉系幹細胞がサポートするとする方が

  理解し良い



2014年11月18日

元気髪(genkikami)