(6)抗酸化物質・・・
抗酸化物質を服用することで、
細胞脂質の酸化を阻止し、
その結果発毛・育毛に結び付くレポートや
民間療法成果がいわれている
仕組みとしては、
活性酸素による連鎖的脂質過酸化反応の改善。
この反応の起点は、
皮ふでいえば、紫外線により生まれる活性酸素。
皮ふの水分(H2O)を紫外線が破壊し、
水素(H)と酸素(O)に分断し、
その酸素(陽子1個と電子8個で構成)も
さらに電子1個を吹き飛ばされ、
陽子1個と電子8個となってしまったときに
活性酸素となる
活性酸素さえ潰せば、
この連鎖反応は生まれない。
物質は、電子が偶数で安定する。
7個の奇数となった酸素(=活性酸素)は不安定。
そこで、何とか自ら安定しようと、
周辺組織を構成している物質から
電子を1個奪う。
生体組織の場合で、
その奪われる対象としては脂質が多く、
奪われ酸化した脂質(=過酸化脂質)は、
何とか自分も安定するために、
近くの脂質物質から電子を1個奪うことで、
自分は助かる
つまり、過酸化脂質は活性酸素の親戚・・・
これが連鎖的に繰り返され、
電子を奪う前にドンドン奪われた側の脂質は、
完全に酸化し、脂質以外の物質となる。
つまり、生体組織にとっては異物
連鎖反応中とは、
所詮電子の分捕り合戦であり、
単純に椅子取りゲームのようなもの。
ゲーム参加メンバーに対し
椅子が1つ足りないだけの間は、
傷は大きくならないが、
活性酸素がどんどん増えると、
椅子取りゲーム参加メンバーに対して、
椅子の絶対数が不足し、
一気にメンバーが減少・・・組織の異物化となる。
よって、
新たに電子・・・つまり、
椅子取りゲームの椅子さえ与えれば、
ゲームはハッピーエンドで終了する。
つまり抗酸化物質(=椅子の提供者)を与えれば、
活性酸素(陽子1つに電子7つ)は
安定した酸素(陽子1つに電子8つ)になり、
周辺組織の活性酸素連鎖が止まる
なお、
水素は陽子1つと電子1つの構造であり、
宇宙で最も小さな物質だが、
電子1個であり不安定な物質。
そこで電子不足の活性酸素とは相性が良く、
くっつきやすい。
ちなみに、
酸素1個に水素2個が付き、
電子数10個となって安定しているのが水
(=H2O)
活性酸素は生活習慣病の起点となる物質。
それさえ取り除けば、
もしくは電子数不足の酸素に適正な
電子を与えることで解決する
電子を与える手段物質が抗酸化物質
→民間療法で積極的に推奨される。
ビタミンCやE、アントシアニンやイソフラボンの
フラボノイド系、
リコピンに代表されるカロテノイド系が有名。
育毛では、
ブドウの種に多く含まれるプロアントシアニン
が有名。
水素もその延長にあり。
水素は陽子1個と原子1個の不安定物質であり、
電子不足の物質とくっつきたがる。
本命は水素と考えているが、
現時点の水素発生機器はまだまだ理論優先で、
成果は画期的と評価できるところまではいっていない。
抗酸化物質とは俗な表現をすると
活性酸素を酸素に戻す物質だが、
活性酸素対策は、薄毛治療に留まらず、
あらゆる生活習慣病の
究極の治療となる可能性を秘めている
この治療は、抗酸化物質といわれるものを
服用すること。
適当に抗酸化物質を取り込んでおれば、
体内活性酸素を除去くする可能性が高く、
あまり体力的にも精神的にも
負荷がかからないのでお薦め
りんごやぶどうのジュース、
野菜ジュース、水素水を適宜飲んでおけばよい
ということ
2014年9月16日
元気髪