市職員さんのお給料 | 北川元気オフィシャルブログ「元気があれば、なんでもできる!」Powered by Ameba

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絶好調の元気です。

いつも最高の夢と勇気をありがとうござます!



みなさん、このお話を知ってますか?

むかし、ある男がえんま大王に会いに行き、

天国と地獄というのは、どういう世界なのかを聞いたそうな。

すると、えんま大王様は男に、天国と地獄のようすをそれぞれ見せてくれました。


まず地獄では、ちょうど食事の時間で、

人々が、長~い箸を持って大きいなべの前に集まっていました。

地獄では、長~い箸で食事をしなければならない決まりなのです。

人々は 長~い箸で、なべの中のごちそうをとって食べようとするのですが、

あまりに長~いので、どうしても自分の口にごちそうがとどきません。

それでみんな、何も食べられずお腹をすかせ、やせこけて、

他の人の食べ物を横取りしようとして けんかばかりしていました。


えんま様は、次に天国を見せてくれました。

天国も食事の時間でしたので、人々は地獄のと同じ長~い箸をもって、

地獄のと同じ、大きいなべの前に集まっていました。

天国でも、長~い箸で食事をしなければならない決まりなのです。

天国の人々は、おだやかな顔をして楽しそうにごちそうを食べていました。

長~い箸で、お互いに仲良く他の人とごちそうを食べさせ合っているのです。


こうして地獄にいる人々は 自分のことばかり考えているために、

いつまでもけんかをして何も食べられず、

天国の人々は、おたがいを思いやっているので

仲良く暮らせるのだ、とえんま大王様が教えてくれました。


相手を思いやる心が大事だいうことを感じる

「天国と地獄の長いはし」というお話です。


そんな中、6月議会で「地方公務員の給与の削減」が決まりました。

これは、そもそも国が地方交付税の減額を盾に

地方公務員の給与を国家公務員に準じて削減するよう要請し、

彦根市では、医師不足による医師確保・看護師確保という視点から

医療職員に対し一定の配慮はされたものの、

全体で2億3700万円の減額となりました。


一般市民の感覚としては、

「高い給料もらってんだから下げちゃえばいいんだよ」

と思われるかもしれませんが、

私の見解は「減らせばいいって問題じゃない!」です。

デフレ脱却のためにも所得を増やす必要があるのに、

逆に減らすなんて、さらに市場経済が冷え込む恐れがある。

しかも、政府は経済界に給与の引き上げをお願いしている立場で、

地方公務員の給与削減は、極めて問題であると言わざるを得ない!

そもそも、地方公務員の給与は、住民・議会の意思によって

各自治体が自主的に決定すべきものでしょ!

地方交付税という財源を給与削減のために盾にするとは卑怯じゃないか!

地方分権の考え方はどこにいったのか?

と思っています。


中央VS地方 官僚VS政府 自民VS民主・・・

きれいごとかもしれませんが、

相手を思いやる心が大事なのではないでしょうか。

天国にするのも、地獄にするのも、

私たち自身なのですから。