ちょっと待った!子宮頸がんワクチン。 | 北川元気オフィシャルブログ「元気があれば、なんでもできる!」Powered by Ameba

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絶好調の元気です!

いつも最高の出番をありがとうございます。


6月議会の一般質問に立ち、

テーマを「子宮頸がんワクチン」一点に絞って質問しました。

もっと早くにこの情報を出したかったのですが、

予防接種には「正しい情報」を「正しく判断」する必要があるので、

私も慎重に資料を集め、かなりの時間をかけ、

ようやく自信を持ってみなさんにお知らせできます。

できるだけわかりやすく書きますので、ぜひ拡散を!


さっそくですが、この「子宮頸がんワクチン」という名前。

これだけ聞くと、子宮頸がんが予防できる!と思いがちですが、

実態は、子宮頸がんの元となるウイルスのごく一部を予防できる

大事なポイントは「ごく一部」という点です。

少しややこしい話をしますが、子宮頸がんになるということは、

①HPV(ヒトパピローマウイルス)というウイルスに感染

②自然排出させずに持続感染

③持続感染から軽度異型性となる

④軽度→中度→高度異型性(前がん病変)となる

⑤前がん病変から子宮頸がんへ

いきなり子宮頸がんではなく、こういった道のりがあります。


①HPV(ヒトパピローマウイルス)というウイルスに感染

これは性行為によって感染し、100種類以上のウイルスがあります。

女性の50%以上が感染し、生涯一度は感染するとも言われています。

その中で、特にリスクが高いとされるものが15種類ほどあって、

その中の「16型」と「18型」という2種類だけを予防できるのが

この「子宮頸がんワクチン」という名前のモノなんです。

つまり、子宮頸がんワクチンというのは誇大広告!!

正確には「子宮頸がんの一部16型と18型のみ予防できるワクチン」

と言った方が正しいと言えるのではないでしょうか?


ではこの「16型」と「18型」のHPV

一体どのくらいの女性が感染するのかというと、

16型→0.5% 18型→0.2% 合わせても0.7%

わかりやすく10万人で計算すると、

10万人×0.7%=700人ということになります。

けっこう多いじゃん!と思われる方、ここからがミソです。


②自然排出させずに持続感染

この持続感染となる確率はというと、10%以下。

つまり90%以上の人が自然に排出されるので、

先ほどの700人の1/10=70人となるわけです。


③持続感染から軽度異型性となる

では次に、この③となる可能性、

すなわち、持続感染→前がん病変になる確率ですが、

仮になったとしても若い女性の90%は3年以内に消失する

つまり、70人のさらに1/10=7人となるのです。


「ワクチンでガンを予防できる!」というキャッチフレーズの実態

その効果は10万人中たった7人のガンを予防できるワクチン!

ということになります。

しかも、このワクチン!副反応被害が出てるんです!

続きはパート2で。