ども~、絶好調の元気です☆
みなさん、いつも世界を変えるためにありがとうございまっす!
先日「彦根市の地域医療を守る会」というの勉強会で、
彦根市立病院医療情報センターに行ってきました。
彦根市が抱える大きな問題のひとつに、医療問題があります。
「なんで紹介状がないと診てもらえないんだ~」
「体調が悪くて病院に来てるのに、一体何時間待たせんだ~」
「ベットは空いているのに、なんで入院させてもらえないんだ~」
「まだ完治していないのに、退院させられるってどういうことだ~」
まだまだ言い足りないって人もたくさんいると思います。
市立病院の場合、市民の税金で建ててるので、その不満はなおさらです。
そして私、市議会議員はそういう市民の声を集めて行政に届けることも大切なお仕事。
病院に対する市民の不満を集め、署名を集めて、市に嘆願書を出す!
なんてこともよくある話だそうです。
しか~~~~~~し!!!!
病院だって、医師だって、看護師だって頑張ってるんです。
少しでも、一人でも多く診ようってプライベートな時間も診療に努力してるんです。
こうゆう行動をとる市民に決して悪気がないのはよくわかる。
しかし、そうすると結果、地域の医療資源を使い潰してしまう。
市民の不満は、心身ともに疲れきった医師や看護師たちの心を折り、
ついには完全に追いつめ、最後は追い払ってしまう。
さらに減った医療資源は、さらなる市民の不満をつくってしまいます。
つまり、チョー簡単にいえば「病人が増え、医師が足りない」ということ。
特に、大きい病院ほど安心だという心理が働き、
小さい病気でも、大きい病院にみんなが集ってしまう。
小さい病院では対応できない緊急の患者は、当然大きい病院に集まるのでダブルパンチ!
医師、看護師がとれだけ努力しようとも、圧倒的な数に対応しきれないワケなんです。
比較的軽い病気のときは、街の開業医やかかりつけ医に行こう。
大きい病院は、命に直接関わる緊急の患者さんのために使ってもらおう。
お医者さんや、看護師さんには、今まで以上に「ありがとう」って言おう。
勉強会で僕は、素直にそう思いました。
「ありがとう」の反対は「あたりまえ」
彦根の医療問題の一番の原因は、どうやら私たちの「あたりまえ」だったみたい。
もう一度、自分たちの「あたりまえ」を見つめなおし、
それを感謝に変えて、地域の医療という大きな心で見直す必要があるのではないでしょうか。
未来の子どもたちにバトンパスする時は、
ありがとうでいっぱいの街にしたいなって思います。
合掌