「野球肘」になってしまった少年が来院されました。
【野球肘とは?】
投球動作によって肘に負担がかかり、肘が痛くなるスポーツ障害です。
痛みの場所によって内側型と外側型に分類されます。
ひどい場合は骨折を伴い手術も必要になる障害の1つです。
今回来院した少年は典型的な内側型です。
投球時、肘の内側に強い牽引力が働き、内側の靭帯と筋肉に引っ張られて痛みが発生しています。
【野球肘が起きる理由】
大半は投球のやり方に問題があります。
特に子供は体の使い方を分かっておらず、また、まだ体が未熟で骨が弱いので負担がかかりやすいのです。
投球動作で問題と言われているのが、肘の角度です。
右投げの投球時、右の肩の高さより右肘が下がってしまうと、肘に過度な角度が付きます。
すると肘に内側へのテンションと外側への圧迫力が加わってしまい障害が発生します。
↑肘を肩よりさげないようにする必要があります。
肘が下がらないようにするにはどうしたらいいのかというと、スタンスを大きくとればよいのです。
投げる時のスタンスを大きくとることで、自然と腕が伸びて肘が上がります。
↑スタンスを大きくとると、自然と肘があがります。
前の写真と比べると一目瞭然ですね。
スタンスを大きくして投げるには、下肢の筋力や柔軟性が必要になります。
下肢がしっかりしていないとコントロールも甘くなります。
当院では肘に対して最新の物療器を用いての治療とともに、再発予防を目指します。
動作分析に基づき骨盤を安定させるトレーニング等を行い改善していきます。
一緒に治療を頑張っていきましょう!!
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