「梨」 | 薬膳☆不妊☆スキンケア ~やさしく、きれいに、いきいきと~

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貴女が、やさしく、きれいに、いきいきとすごせますように。
子宝に恵まれやすい身体づくりのこと、
お肌をととのえるスキンケアのことをテーマに
身近な話題をとりあげていきます。

梨の季節がやってきました。

デパ地下やスーパー等の青果売り場に、梨が並んでいます。

今年は、厳しい暑さが長く続きました。

お疲れがたまっている方も多いようです。

たくさん汗をかいて、“津液”を消耗している方も多いことでしょう。

まだ、暑い日が続いていますが、朝晩は、凌ぎやすくなってきたようです。

夏の終わりから秋への変わり目です。

涼しくなると、急に空気が乾燥してきますよね。

そんな時にオススメの果物が梨です。

梨は、薬膳でみると…。

肺や胃にはたらき、寒熱は涼性。

津液を補って潤し、余分な熱を冷ましてくれる働きがあります。

“涼性”なので、お身体の冷えが気になる方はホドホドに…。

そのまま、いただくことが多い梨ですが、薬膳でも大活躍。

梨に、蓮根や大根、百合、白キクラゲ、蜂蜜などを組み合わせて作る、ジュースや蜜膏、コンポーネントなどがあります。

それらの薬膳料理の効能としては、肺を潤わせて、余分な熱を冷まして、空咳を抑えようというものです。

栄養学的にみると…。

カリウムを多く含んでいて、高血圧の予防にもオススメ。食物繊維も豊富です。

そして、リンゴ酸、クエン酸、アスパラギン酸などを含んでいて、疲労回復の効果も。

 

まさに、今、オススメの果物ですね。

効能を求めるなら、薬膳料理かもしれませんが…。

梨をちょっと冷やしていただくと、それだけで、みずみずしさを感じます。

夏の終わりに、梨でホッと、ひといきです。