ことわざブログが続いているが、今回は「アブハチ取らず」だ。
「アブ」と「ハチ」を両方捉えようとして、結局どちらも取れなかった、と言う意味で、欲張ってはダメだ、と言う事らしい。
辞書を調べると、「アブハチ取らず」の同意のことわざには「二兎を追うものは一兎も得ず」がある、と記されていた。
獲れる確率が低い場合には、網で取るように、アブとハチ、うさぎとうさぎ、を狙うだろうが、二つのうち一つ、どころか、一つも獲れ無い。
私の経験では「欲張る」と言う表現は正しく無くて、むしろ「慎重を期すと、何も出来なくなる」と言うのが本質的である。
先日あるセミナーで、何かをするのに「それを困難にしている課題」は何か、と言うテーマで、「スキル人材が居ない」とか、「コストがかかる」とか、「リスクがある」とか、何やら出来ない理由をとうとうと挙げていた。
これは多くの日本人がおかす「慎重」と言う名の「アブハチ取らず」なのだ。
「まず、何から始めよう」と言うのが正解で、それで全てが揃わなくても、はじめの一歩が大切なのだ。
雪だるまの「芯」を作る覚悟無くして、始まらない。
@@ 21世紀は心理の世紀 @@