関東大震災は1923年9月1日で、既に100年が過ぎている。


先日は西日本で南海トラフ地震の震源と思われる地震が発生して、西日本以外の多くの地域でも1週間の警報が発令されて、丁度8月のお盆休みだったが行楽地の閉鎖や旅行や宿泊キャンセルが多発した。


今の世の中、「大災害に備える」とは色んな苦痛や困難を伴うモノになりつつある。


ネットニュースによると、水やライトなどの防災備品装備率はそこそこ高いらしいが、簡易トイレはそれほどではない事が問題らしい。


しかし備品の種類によって優先度や装備率に違いがあるのは当然である。水に比べてトイレの方が優先度が高い理由だが、そのニュースでは「水は飲まなくても我慢できるがトイレは我慢できない」と言う屁理屈だった。


問題は大災害が自宅で発生した時に、上水道が止まる確率と、トイレの下水道や流す水の上水道が止まる確率、その時の「代替手段」の必要性が論点になる。


簡易トイレは踏み台に穴が開いた器具で、それにビニール袋などを入れて便をして袋を閉じる。トイレの水が流れなくなったらその袋を今までのトイレに袋を入れれば使えるはずだ。


つまり、ビニール袋の装備は大切だが、簡易トイレの器具は室内では有効性がほとんど無い事が分かる。


どうも防災器具の売り込みなんて、上記のような詐欺商法に引っかからないようにする注意が必要だ。


因みに我が家では、ベランダの植物用の水のストックを多めにしておいて、数日のトイレ水の断水には使えるようにしてある。


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