反骨精神のあるジャーナリストと
言うと、政府や大企業に反発する
「辛口批判家」を指すことが多い。

ダメを出すことが高尚なことだと
本人も多くの読者も思い込んでいる。

私は、この「批判のための批判」には
あまり賛成出来ない。

現代社会は、様々な事柄が複雑に
絡んでいるし、人々の利害対立も
あるから、万人にメリットがある
解決策が難しい。

ある事柄の問題点を指摘するだけでは
問題がある事が分かるだけで
解決には至らない。

交通事故だって、子どもの喧嘩だって、
片方が100%悪いケースはあまり
無いのだが、辛口批判家の論旨は
一点でも非が見つかれば、取り敢えず
社会的に強そうな方を叩く、のが
定石なのだ。

彼らは「公平感」には気にならない。
決めた立場でひたすら銃乱射する。
攻撃の鮮烈性こそ
辛口ジャーナリズムの価値だと勘違い
しているようだ。

世の中には、真のジャーナリストで、
批判の為の批判を強く否定している
人たちもいる。

本当に問題を解決するには、
現実的な選択肢を明示することが
大切だ。

「無責任な表現の自由」や「押し付け
正義感」を、私は受け入れない。

@@ 21世紀は心理の世紀 @@