はいさい！「琉球ナビゲーター」の儀間です。
以前、沖縄の戦後の音楽について沖縄市のロックをご紹介しましたが、今回は歌謡曲の話です。
沖縄戦後、芸能界で歌謡曲で初めて認知された沖縄関係の歌手は1962年の紅白歌合戦にも出演した仲宗根美樹だと思いますが、
私の世代より一世代前のことですので、ちょっとこのへんの事情はよくわかりません。
それに続くのが南沙織とフィンガー5かと思います。
南沙織は沖縄復帰直前にデビューし、レコード大賞新人賞を受賞しています。
フォークの吉田拓郎はかまやつひろしと組んで、彼女のニックネームである「シンシア」という曲を発表するなど、
「日本におけるアイドル第1号」と言われています。デビュー曲「17才」は森高千里など、多くのミュージシャンにカバーされています。
フィンガー5も沖縄復帰の前後から兄弟5名で活動を開始しました。
同じように兄弟で活動していたマイケルジャクソンが所属したジャクソン5と比較されました。
メインボーカルの四男晃の圧倒的な歌唱力で一世を風靡しました。
この2組が沖縄復帰後に日本の芸能界で活躍した最初の沖縄関係の芸能人かと思います。
次に沖縄関係の芸能人が日本の芸能界を引っ張るような状況になったのは1996年に結成されたSPEEDかと思います。
SPEEDが登場していた歌番組「THE夜もヒッパレ」には知念里奈やMAXなど、多くの沖縄出身の芸能人が登場していました。
SPEEDが解散を発表したときには沖縄県内で新聞の号外が出たほどです。
そして、同じくTHE夜もヒッパレに出演していた安室奈美恵が人気を集め、
後は皆さまご存知のように大きな反響を残しながら、芸能界を引退しました。
かなり端折りましたが、以上が沖縄関係の日本の芸能界の流れです。
さすが芸能の島、こんなに多くの芸能人がいるのですね。
ここにあげたアーティストの活躍はYoutubeなどでも見ることができますので、是非検索してください。
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