先日、ある読者さんから

「天井とかゾーン狙いはしないんですか?」

という質問を頂きました。



スロを生業としている人には
大まかにわけて二つのスタイルがあると思います。

ひとつは朝イチからの高設定狙い。
そしてもうひとつが天井やゾーンを狙う、いわゆるハイエナ。

まぁハイエナって言葉は何か失礼な気がするので、あんまり好きじゃないんですが
今日は敢えてハイエナと表記させて頂きます。


そしてボクのスタイルは基本的に前者であるコトは
読者の皆さんはご存知かと思います。



たしかに、ハイエナは収支がかなり安定します。
妥協した台選びさえしなければ、期待値は常に100%超え
とどのつまり理論上は人並みにヒケさえすれば
負けるコトはないわけです。


じゃあ何故ボクはそのスタイルではないのか?
そもそも慣れない土地で知らないホールが多いという理屈で考えれば
勝率は間違いなくハイエナのほうがイイでしょう。



それでも高設定狙いにこだわる理由はいくつかありますが


まず第一にメンドくさいというコト。
ハイエナ専門に立ち回っている人達は
その日の美味しいゲーム数ばかりを狙っているワケではありません。
時には2日、3日とかけてゲーム数を育て
数日間にわたって狙いを定めるコトもあるわけです。
例えれば何日間も味を熟成させ、旨味を凝縮させる
「カレー打法」と言ったところでしょうか。

さすがにコレはマネできませんね。
そんな何日間もかけて熟成させきれません。
すぐ食べちゃいたいですから。




そして第二の理由が

打つコトが「作業」になるのが嫌いなんです。
ゾーン狙いの場合はそうでないコトもありますが
天井狙いの場合は、天井に行き着くまでのゲームが
「捨てゲーム」になる機種も多いです。
それだけ天井の恩恵が大きい機種が増えてきましたからね。

まぁ極稀に、途中でプレミアム役引いたりして
結果オーライになるコトもありますし
そういうのまで含めた上での「期待値」なんですが
基本的には「当たるな」って願いながら打つワケです。

それがどうしても自分に合わなくて。
アツいはずの演出が激サムになってしまうっていうのが。






そして次の理由が
「機種頼り」になってしまう可能性があるコト。

わかりやすい例を挙げると
ハイエナの代名詞といえば4号機のキングパルサー。
そのゾーン狙いは今の時代とは比べモノにならないほどの効果がありました。
しかし4号機も終焉を迎え、このキングパルサーが撤去されると
同時に多くの専業者がホールから姿を消し
もちろんボクの周りにも例に洩れず、廃業した人も多数いました。

コレを今の時代に当てはめると
モンキーターンのゾーン狙いが1番近いモノがありますかね?
効果はもちろんキンパルのほうが断然上ですが。
番長のゾーン狙いは専業の人はあんまりやってないようですし。

モンキーも徐々に減りつつありますし
いつまでゾーン狙いができるかわかりません。

このように「自分がツモれなくなったせい」
で収支が下がるのは自分のせいなのでもちろん納得できますが
「時代のせい」で収支が変わってくる状況は避けたいんです。






そして最後の理由が
ズバリ「長く打てないから」。
もちろん高設定狙いでも、ツモれなかったら長く打てませんが

ハイエナの場合は、基本的には当たったら終わり、抜けたら終わり
になります。
そしてまた打てる台を探す、といった感じですね。
なければ最悪、打てない日もあるわけです。


しかしボクはやはり少しでも長くスロットを打っていたい。
朝イチは毎日「6」という数字にココロ踊らせ
「万枚」という言葉にココロときめかせたいんです。

朝イチから打てる環境に身を置いているのであれば
やはり「6」にこだわって打ちたいですね。




以上の理由で、ボクは基本的に高設定狙いです。
まぁ目の前に明らかに美味しいゲーム数が落ちてたら打ちますが。



もちろんコレに関しては、どっちが正解ってのはナイと思います。
大事なのは結果ですし、過程が良ければ自然と結果はついてきますしね。



ただ、どんな状況になっても
「スロを楽しむ」っていう自分のスタンスは
変わらないモノです。










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