今日、仕事の事務の一部を外注しようと、ある会社の方にお目にかかりました。
これまでメールのやり取りは数回したことがあるものの、実際にお会いするのは初めての方です。
当初は、話をしてみて、仕事を依頼するかどうかはそのあとゆっくり考えようかと思っていました。
でも、結果的に
その場で即決してお願いしたのです。
この人と一緒に仕事をすると、とてもやりやすそう、信頼できそう、と思わせてくれるものがたくさんあったからです。
その一つ、
この方とても話を聴く態度が好ましく思えたんです。
実は、研修でもよく言っているのですが
話を聴くとき、私たちは、話の内容に集中しすぎる傾向があると思うのです。
この人は何を言っているのだろう・・・と内容に全力を傾けて聞く。
もちろん、とても大切なことです。
でもね、、、、その時の聞いている”顔”が怖い人が多いのです（笑）
人は意識しているところとしていないところがあるもの。
こういった場合には、聴いている内容にはアンテナが立つけれど、
聴いている自分の顔をはじめとする態度表現などの印象には、
アンテナが下がりがち。
でも、話をするときって、相手がどれだけ熱心に、興味を持って聞いてくれているか、
といった印象ってすごく大きな要素ですよね。
それによって、ついつい安心して打ち明け話をしてしまうことも多々ありませんか？
今日の方は、そこも抜群だったのです。
常ににこやかに、熱心に、相槌も打ちつつ、すごーく聴いてもらった感が伝わってきたんですね。
そして、私が言った言葉をしっかりと受け止めて、
それに対して反応をする、、、
言ってみれば当たり前のことかもしれませんが、
これから先、仕事を一緒に組んでいく時に、コミュニケーションにストレスを感じない
それどころか、気持ちよく、何でも話せる、ってすごく大きな要素だと思ったのです。
ビジネスで選ばれるために、私たちは日夜様々な努力を積み重ねているわけですが
聴くときの顔・こんな身近なところにも、
まだまだたくさんのヒントやお宝が眠っている気がします。
聴いている顔、どんな顔をしていますか？