☆時には、相手を頼ってみませんか | 心のアンテナ日記

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元気印の研修講師 大嶋博子のブログ

今日も雨のバンコクです。

タイの地方では洪水のため、学校が休みになっているそうです。


あ、ちなみに、

学校といえば、来年度のバンコク日本人学校の小1は16クラスだそうで。


1クラスが40名定員だから、少なく見ても600人以上入ることになりますね。


あまりにも人が増えすぎたので、来年度は全員が入学できるわけではないそうです。

校舎の増設工事をしているのですが、それでも入りきらないんですね。


いやー最近街を歩いていても小さい子を連れた若い日本人のお母さんが多いな~と思っていましたが

これほど多かったとは・・・

そのほとんどが駐在員なわけで、すごい人数が日本からきているんですね。


あ、幼稚園やプレスクールも学年によっては、入れなくてキャンセル待ちなんだそうです。


タイが発展するわけですねぇ。。。



日本で保育園に行っていた時にも思いましたが、

親同士で年齢がかなり離れていることって多いですよね。


普段はあまり気にしないのですが、何かの話題で年齢の話になると、

実は10歳以上違ったりして(^_^;)(あ、ちなみに、私は結構上のほうです(笑))


これは職場でもよくありますね。

特に今回のように若い方が大量に来ている状況だと、

各社とも職場で若い部下がかなり多くなっているでしょう。


さらに、日本では年上の部下への接し方で悩んでいる方からの相談もよく受けます。


年齢って、コミュニケーションするうえで、やはり悩みの原因の一つでもあるんですよね。


私は、、、というと

私の周りは個人事業主も多く、いろいろなところの勉強会にいくせいか、

上の方からうんと年下まで、かなり幅広い方々とお付き合いがあります。


そういった場では立場がフラットなので、あまり年齢は感じません。


職場になると、上下関係があり、かつ成果を出す場なので全く状況は変わるのですが、

どちらの場合でも、自分から相手を信頼して、時に頼ったりするって、大切だな、と思います。


仮に相手が新人だとしても、明らかに上から目線でものを言われてうれしい人はあまりいないでしょう。ものによっては、若い人のほうがよく知っていたり、とくいだったりすることもあります。


相手を認めて、任せたり、時には頼ったり、相談したり・・・・

こういった重要感を伝えていくことがあるかないかで、ずいぶん違うんじゃないかな・・と思います。


どんな相手にもプライドがある。

存在を認めてもらって、必要とされていることが感じられたら・・・

やっぱりうれしいですもんね。



先日、我が家のメイドさんからもっとあれこれ頼んでくれていい…といったことを言われました。


たとえば、クリーニングでも、自分で業者に電話をして取りに来てもらおうとしていたら、

”それは高くつくから私が行ってくる”というのです。

忙しそうにしているし、よけいに仕事を増やしても…と思うのですが、

そんなときに彼女は胸を張っていったのです。


”私はこの家のメーバーン(メイドさんのこと、時には主婦という意味もある)だから!!”

もっと頼ってくれていい!、というのです。


その顔を見ていて、私がいない時は、自分が家の家事や子供の世話などを回していくんだ、と

責任感を持って取り組んでくれていることが、よーく伝わってきました。


そう、彼女は必要とされることに、喜びを感じてくれていたのです。

その顔を見ていて、改めて気づきました。


私がしていたことは、”遠慮”だった。するべきことは”配慮”だったのに・・・


一緒に住んで彼女を雇う人間として、彼女がモチベーション高く喜びを感じながら働けるように、

私がどのように接していったらよいか、をかんがえることが大切だったんですよね。


自分の仕事や存在にプライドを持つって、すごく大事ですよね。

私自身、新人だったときに、何の期待もされていない。。。なんて思って、かなりへこんでいたことを思い出しました。


相手がどんな立場であっても、まず話をしてみる、ちょっとこちらのことを打ち明けてみる、

時には頼ったり相談してみる、、、

そんな力を抜いて、相手を信頼するコミュニケーションもいいな、ということを

私は彼女から教えてもらった気がします。


私もそうですが、もともと人に頼むことを苦手としている人って結構いますよね。

ちょっと勇気を出して、スタイルを変えてみたら、新しい関係が始まるかもしれません。