みなさん、こんにちは(*^_^*)




昨日は、


元特攻隊員であり、


知覧特攻平和記念会館の初代館長の


板津忠正さんの講演会に参加しました。




昨年12月にご縁あって、


板津さんのご自宅にお伺いし、


お話を聞かせていただいたことがあります。




講演前にごあいさつに行ったら、


「あれ?君はどこかで会ったことがあるね」


と覚えててくださり、


とてもビックリしました!






板津さんは89歳!!!



2時間の講演を立って話し、


しかも声がはっきりと大きく、


とても元気でエネルギッシュな方でした。




昨年12月にご自宅でお話を聞かせていただいた時の記事はこちらです。



■尊い命の犠牲の上に、今日の幸せがある

http://ameblo.jp/genki-mura/entry-11729586628.html





板津さんは、


17歳の時に特攻隊に志願し、


20歳の時に、鹿児島の最南端にある知覧から


3度特攻として飛び立ちます。





(↑当時の板津さんの写真です。)

しかし、


1度目は飛行機の不良、


2度目、3度目は天候不良。



その後、終戦を迎えます。





板津さんは言います。




いろんな小説やメディアでは、


特攻は無理やり飛ばされたとか、


特攻前日の写真など、笑顔で写ってるものは


無理やり笑顔を作らされたなどと書いてる人が多いが、


そんなことはない。




そう書かないと本が売れないのかと疑ってしまう。




はじめに特攻隊としての志願者を募った時、


志願者が多すぎて、


飛びたくても飛べない人が多かった。




特攻に飛び立つ前の写真も、


(実際の当時の写真の拡大パネルを見ながら)


この笑顔が作り笑いに見えますか?




よく見ればわかるはず。


作り笑いでこんな笑顔は絶対にできない。




私たちは、


ただ、内地にいる家族を守るために、


自分の命をかけてでも飛ぼうと思っていた。




よく、命が惜しくなかったですか?と聞かれるが、


命が惜しかったら志願なんてしていない。




そんなレベルではない。


本気で命をかけて家族を守ろうと思っているから


怖いとか、命が惜しいとか、


そんな次元ではまったくなかった。



周りのみんなもそうだった。




死ぬのも怖くなかったし、


それよりも1日も早く飛びたかった。




他の特攻員が次々に飛んでいくのに、


自分が飛べないほうが辛かった。








終戦を迎えて、


他の仲間が命をかけて飛んで行ったのに、


自分は生きていることが本当に辛かった。




何度自決しようと思ったかわからない。



周りには、同じような境遇の人が何人も自決した人がいる。



でも、私にはその勇気がなかったんだ。





特攻で死ねなかったことが、


今では運がよかったと言われるが、


その時は、どれだけ運が悪かったかと思った。



(以上、板津さんの講演から自分なりに印象に残った言葉をまとめてみました)





板津さんの話しを聞いて、


ずいぶんと特攻の印象が変わりました。



もちろん、


特攻隊の方達の中にも、


いろいろな思いの方が見えたと思います。






そしてもう一つ、


板津さんがすごいなと思ったことは、


50歳から。




終戦後、公務員として働いてきたけれど、


50歳で退職。



退職金を使い、


全国を車で回り、


特攻隊の方々の遺品や遺書、写真などを集めます。



「私は、この事実を残すために生かされたのかもしれない」



生かされた「命」の意味に氣づき、


その後は何年もかけて


自ら資料を集め、


そして、沢山の反対に立ち向かい、


今の「知覧特攻平和記念館」があります。




僕はずっと、


国や市が資料を保管したものを使い、


作ったのだと思っていました。



違っていたのですね。




その板津さんの使命感、志、覚悟に、


心を打たれました。




特攻で亡くなられた方の命は、


決して無駄ではない。



沢山の尊い命の犠牲の上に


今日の平和がある。




特攻が良い、悪いではなく、


沢山の命の上で、


私たちの命を生かせていただいてることを


きちんと知ること、


そして感謝することが


とても大切だと思いました。





そして、


先人の人達が命をかけて繋いでくれた【命のバトン】を


今、私たち、1人1人が受け継ぎ、


【命のバトン】をどう使い、何のために使い、


そして、次の世代へどう引き継いでいくのか?


真剣に考えていきたいなと思いました。





最近では、


子育てにしても、


心理学にしても、


西欧からの文化や教えがいっぱい入ってきています。



その中には、


個人主義、自由主義、が根底にあるものが多かったりもします。



自分がどうしたいか?


自分がどうなりたいか?



自分の内面を見つめることは大切ですが、


一歩間違えると


「自分だけよければ」


に繋がってしまいます。




やはり日本という国は、


先人からの恩を次の世代に引き継いでいく、


そんな文化を大切にしていく必要があると思いました。



私だけよければ、


自分だけよければ、


良くも悪くも、


そういった考えが広まっていることも事実です。




日本人としての生き方を


しっかりと考え、学びながら、


子供たちの世代へと胸を張って渡していけるような生き方を


していきたいです。




みなさんは、何を感じましたか?




一宮でも板津さんの講演を企画したいなと検討しています。






【人生を大きく変える小さな氣づき】

 ~ 2014/2/28 No.85 ~

命をかけて繋いでくれた【命のバトン】を、あなたは何のために使いますか?





今週はとても忙しくなりました。



昨日は午前中、


珈琲庵きのしたさんへ「己書道場」作品展の展示へ。



そして夜は板津さんの講演会。


その後、3/9のめぐみえんさんでの「己書道場」のポスターを渡しに、


主催してくれている、めぐみえんのさやかさんに会ったのですが・・・。



なんと、書いたポスターを、


スキャンしてデータを保存しておこうとして、、、


事務所のスキャナーの中に入れたまま!!!(笑)



ということに、待ち合わせのファミレスで気づきました(^_^;)



最近、こういうのが多いな~。



急遽、その場でポスターを書かせていただき、


無事にお渡しすることができました。






詳細はコチラをご覧くださいね。

 ↓  ↓  ↓

★3月9日(日)午前中に、名古屋市北区にある、

「里まちカフェ めぐみえん」さんで「己書道場」を開催することになりました。

詳細は「めぐみえん」さんのブログをご覧ください!

http://ameblo.jp/satomaticafe/entry-11775723691.html




★3月15日(土)名古屋

ひすいこたろう×羽賀ヒカル×則武謙太郎

「才能が目覚める秘訣!」

http://www.happy-new-days.jp/





★3月23日(日)一宮

一宮で「スイッチ」の映画上映会で講演させていただきます。

遺伝子研究で有名な村上和雄さんのドキュメンタリー映画で、

とっても素晴らしいです。オススメですよ。
http://ameblo.jp/genki-mura/entry-11726850703.html









1人1人があるがままの自分を受け入れて



あなたがあなたらしく輝きますように。





そして、あなたの輝きが



周りの人への輝きへと伝わっていきますように。





感謝を込めて。





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