皆様こんばんは。
げんき広場の桑原です。
今回は『筋力低下の本当の理由』のラストを迎える前にモノごとの捉え方について触れたいと思います。
これを知るだけでも、運動効果を高めるポイントに繋がります。
それでは早速。（真面目モードで書きますね。少し頭を使いすぎた方は、小谷コーチの神動画（噛み動画）でリフレッシュしてくださいね。）
私たちが情報を受け取るためには、抽象的に見る視点と具体的に見る視点の両方が必要だと感じます。(時に具体的にとらえ、時に抽象的にとらえるといったイメージ)
「木を見て森を見ず」という言葉があります。簡単に言うと「小さいことに捕らわれて全体像を見失う」状況を表しています。
毎日、毎週放送するような健康番組では、具体的な情報を発信していることが多いように感じます。
例えば、月曜日のコーナーでは『トマトが体にいい』と番組で発信すると、【木を見て森を見ず】タイプの人は、すぐさまスーパーに行って『トマト』を買いに行きます。
次の日に『鶏のササミはからだにいい』と謳えば、ササミを買いに行き、『ココナッツオイル』がいいと言えば同じように・・・・
あっ私のことだ！と感じた方もいるかもしれません。
もちろん木を見ることも大事です。それだけになること、偏ることがよくありません。
偏り、本質が見えなくなり、目的と行動の不一致が起こります。
そんなときは、目的を再確認しましょう。『何のために？』と。
この場合は『一体何のために私はこの番組を見ているのだろう？』と。
例えばその答えが、健康になるためにこの番組を見ているんだ！。とした場合
少し高い視点に立ち考え、この番組は具体的な情報を発信しているんだな。と気付くかもしれません。
では抽象的（全体像）に考えるとどうなるでしょう。
引き続き食べ物で例えます。
いろいろな考え方がありますが、一般的に食事はバランスが大切です。
主食（エネルギー源）、主菜（たんぱく源）、副菜、副々菜（ビタミン・ミネラル）、果物、牛乳・乳製品などのバランスがとれているかどうか。
これを全体像として見てみると、先ほどの具体的な情報の例にでてきた『トマトは副菜』『ササミは主菜』。
あっ！これを買いに奔走していた私は全体像の副菜の一部分しか見てなかったのか・・・と気づかせてくれます。
運動も同様です。
有酸素運動、筋トレ、ストレッチ、ほぐす運動、バランストレーニング、スポーツなどバランスが大事です。
筋トレだけに偏ると、エネルギーの消費は非効率。
有酸素運動だけに偏ると筋力アップは非効率。
やっぱりバランスが大切なんです。
では運動のバランスって何なんでしょうか？
あなた自身の運動の目的は何なんでしょうか？
そして、血糖値の上昇を緩やかにする目的で、野菜を先に食べ、次にたんぱく質を食べ、最後に炭水化物を食べる順番があるように、筋力低下を防ぐ目的の運動の順序があります。
これが今書いている『筋力低下の本当の理由』にヒントがあります。
これを知ることで順序が見えてきます。
前回の記事では『姿勢を整えてから鍛える』というざっくりとした順序までをを紹介しました。
それでは、次回作で少し具体的な順序・バランスを紹介します。
↑これの運動バージョンみたいな感じ」。
まだ『筋力低下の本当の理由』を読まれていない方はこちらをクリック
最後に・・・
最初にも書きましたが、抽象的な視点、具体的な視点を持つことが大切です。今どちらの視点で見るているかを見極めて情報を受け取りましょう。
抽象的な視点になりすぎて漠然としているときは、具体的に。反対に具体的になりすぎて視野が狭くなっているときは抽象的な視点から見てみましょう。
これに気づくためには、よく向き合うこと・考えることですかね。
それでは。
新見市健康増進施設 げんき広場にいみ
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