帰宅してからたった10日で…④ | ここから青空

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20日

 

目が覚めて 起きようかまだ寝ていようかと 

布団の中でスマホをいじっていた朝6時42分

電話がかかってきた

見ると 下の階で寝ている夫から

「どうしたの?」

『…ちょっと 来て…』

 

夫の元へ行くと 『呼吸が苦しい』 と 訴えた

わかった 救急車呼ぶからね

そう言って すぐに 連絡をして 到着を待った

 

救急車はすぐに来てくれたけれど

搬送先が決まらずにいた

何度か救急でお世話になった 地元の市立病院は

当番医が内科医でなかったために断られた

隣市の医療センターが受け入れてくれることになり

夫は連れて行かれた

 

私は次女わんこに朝ごはんを食べさせてから自分の車で向かった

 

救急で対応してくれた 当番医の説明によると

・血液検査では数値的に大きな問題なし

・強い脱水症状がある

・栄養が足りていないので、鼻からチューブで栄養を入れることになる

 

その後 内科医が診てくれて説明

・うまく息が吐けていない(体内に二酸化炭素が溜まっている)

・検査入院を2週程度

このときに、筋肉がおちていること、しゃべりづらそうなことに関して

始まった時期などを細かく聞かれた

“救急で入院した人の家族に必ず聞くこと”と断ってからの

延命措置の程度の希望も聞かれた

 

入院病棟に移動するときは、ベッドで運ばれる夫と一緒に動けたが

まだコロナ対策の影響で、病室まではついて行けず

夫とは離れ、看護師さんが持ってきた入院手続き書類の記入をした

 

面会制限下なので、タオルや入院着などレンタルできるようにも手続した

 

いったん家へ帰り

午後一に義姉に電話

受診予約をしていた精神科病院へも 事情を話してキャンセルの電話

 

それから 再度病院にスマホや充電器や数枚の着替えを病院に届けた

面会はできなかったので、預けた

 

夫からのLINEは

『スマホ受け取りました』

『ごめんね!ごめんね!ごめんね!』