サ高住暮らしの義母
正月は 義姉宅に連れてきて
一緒に大好物のカニや寿司を食べて 談笑していた
その１か月後 ２月上旬
いきなり 義姉から夫へ 一大事な連絡
「食事が摂れない 反応も薄い そして…」
夫がすっ飛んでいって その後数週間東京滞在
夫が顔を見せたからか その後は調子上向きの義母
ただ 状況は悪い
糖尿病の持病があり 足に血行不良が起こり 片足先が壊疽
切断しないですむ方法を 関係者のみなさんが 探してくれ
専門病院の受診もしたけれど
年齢や心肺機能の点から 外科的処置は受け入れてはもらえず という結果に
会わせたい人がいたら 声かけてください という段階になって
私も 数度 会いにいった
義母のことは 実子である義姉と夫が相談してやっている
当初は 覚悟決めないとと 言っていたふたり
それでも 義母の生命力はすごい
看取りだとか 最期だとかの 言葉が出ている
そんな状況だけど
３月の誕生日も迎えられた
付きっ切りで 疲弊していた夫も 一時帰宅する気にさせた
快方に向かうことはないけれど
サ高住の中で 万全のサポートを受けて ゆっくり流れる時を過ごしている
何もできない私は 痛みが襲わないことを祈っている毎日
そして 義姉への感謝が増す