食道チューブと共生するコ | ここから青空

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専門病院で検査してもらったのが4月1日

 

その、麻酔をかけるタイミングで装着した

食道チューブ

 

チューブでの栄養は、確実に行える栄養療法
そして、消化管をはじめとした各機能が正常に働くことで、

病気の回復を早める可能性もある

病気で食欲をなくしたコは、

消化管の正常な形態や機能を維持できなくなり、免疫機能も大きく下がるけれど
消化管に栄養を直接投与することで

消化管や免疫、筋肉など体のさまざまな部分をサポートしつつ

食欲を回復させる処置

 

 

多くの患者(犬や猫)さんは

1か月未満の装着ですむらしい

チューブを通しての栄養補給で、

落ちていた体力や気力が復活して自力採食に戻る(*^-^*)

 

だけど

うちのコ 特別 (*^-^*)

丸丸2か月が経過しようとしている

 

 

チューブによる給餌は

最初の頃の“日に4回”から現在は“朝の1回”だけと減り

頼り切った状況ではなくなった

 

はずしてみても良くない!?

 

ただそれ以外の口からの食事が

ハイエナジー(ペースト状の高カロリー療養食)と犬のおやつが中心で

フードは食べていない

 

そんな摂取カロリーが少なく思える状態でも体重は安定していることを

先生いわく

「ハイエナジーとリキッド(チューブ食)が基本を支えているから

それ以外が適当でも安定しているんだね」

 

そういわれると

チューブは保険としてこのままにしたい気がする

 

 

 

この先

装着部のそのままの画像載せました

見たくなかったら、ここまでに<m(__)m>

また別の記事でよろしくお願いいたします

 

 

 

 

 

■ 食道チューブ ■

太めのチューブが入れられるため、リキッドのような流動食が入れられ

必須カロリーを負担なく摂取可能

でもはじめに全身麻酔が必要

 

 

 

次女わんこの場合は

首の左側に挿入口あり

 

 

挿入口が抜けたりずれたりしてしまわないように

また切開部分が自然に閉じてしまわないように

上下の2か所を皮膚と縫い付けて固定

(画像に見える黒い糸は、チューブにだけ巻かれている状態)

 

 

チューブの太さは内径で5mmくらいかな

意外と太い

 

チューブが食道内でどのくらいの部分まで入っているかは不明

ただ、体外に出ている部分の長さは20cm以上あり

いつもくるくる丸めて収納している

 

 

矢印部分で挿入

 

固定が2か所(今は3か所)なので

この部分から、食道内のよだれやその他が漏れ出してくることもあり

そのために定期的な消毒処置が必要

 

当初は週2回だったのが、

今は皮膚炎予防(後述)のために、週3回の処置

 

この皮膚の上に

バンテージと呼ばれる医療用の包帯を巻いて

その上をテープで止めてチューブに過度な負荷がかからないようにしてもらう

 

それからチューブを収納するための“ストッキネット”をして

丸めたチューブを収納

それが一連の作業

 

漏れ出した液状のものはバンテージに吸収されるけれど

その上がテープで止められていて通気性がないので

蒸れて皮膚炎になるのがこれからの季節の心配点

だから、通院回数が増えている

 

 

そして、チューブの縫合部分はたまに切れる

そうすると、再縫合になる

 

 

皮膚の一番上の薄い皮だけを縫っているそうなので無麻酔

それでも、本犬、頑張っていると思う

 

頑張りを感じるのはこのときくらい

作業が終わってしまえば、ご機嫌はよいし

生活の質も問題なし

 

 

見た目は引いてしまうかも知れないし

かわいそうなことをしているように思われるかも知れないけれど

このおかげで体調が維持されて

懸案の14歳2か月を、

無事に通過できることになるのは事実

 

チューブの耐久性は少なくとも半年はあるようなので

様子見しつつも維持かなぁと思いつつ過ごしている