早くおとなになりたかった | ここから青空

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日々の暮らし 身近なできごと 大事な思い

小学校高学年のころ、クラスでは

特撮もののテレビ番組 が、大人気だった。

 

特に、ウルトラマンや仮面ライダーなどの、ヒーローもの

シリーズとして、次々に放映され、

男子だけではなく、女子にも人気だったと思う。

うちも、姉妹だったけれど、毎週みていた。

 

私は母に いつまでもそんなものばっかりみてて、どうするの?

そういわれることも多かったが、

 

(妹)ちゃんが、みたいっていってるから

年下の妹(当たり前の表現だ)がみたがるのを口実にして

一緒にみていた。

 

そんな中、私が一番好きだったのは

『人造人間キカイダー』 だった。

 

上記2つに比べたら、内容が複雑?地味だった?

当然、妹は、あまり興味を示さなかった。

毎回うまくおだてて、チャンネルを合わせようと努力したが、

だんだん、その作戦も効かなくなり、

とうとう、裏番組に負けた。

 

 

自分を強く主張できなかった私は、諦めるしかなかった。

その一方で、決意した。

 

 

おとなになったら、だれにもじやまされずに

人造人間キカイダー』 の再放送をみるんだ!!

 

 

だから、早くおとなになりたかった。

 

でも、

実際に、

おとなになってみたら、

 

放送はされていなかった・・・