今でこそ、犬が好きで、犬との暮らしを満喫している私だけれど、
こどものころは、どちらかというと、苦手だった。
犬嫌いの母に、犬は吠えるし噛むから怖い といわれ続けていたこと
幼稚園からの近所の幼馴染の家で秋田犬を飼っていて、
遊びにいくたびに、近寄りがたいその大きさに圧倒されたこと
それに輪をかけて、最初に得た、犬に関する知識がひどかったことが大きな要因。
そのひどい誤解が解けたのは、かなり先となる。
たぶん小学校に入学したころのある日、
登校の途中で、その幼馴染が自慢げにいった。
きのう、うちでこいぬがうまれたんだよ
しってる? いぬは、おしりからうまれるんだよ!
えっ、おしりから? おなかからじゃないの? 〇〇ちゃん、みたの?
みたよ! おしりからでてきたよ!
そう自信たっぷりに告げられて、めちゃくちゃ驚いた。
子犬が産まれてかわいい♪ よりも、破壊力のあった情報。
これが、初めて得た犬に関する知識。
え~~、こいぬは、う●ちといっしょにうまれるの??
いままでいぬをなでてたけど、
あれって、う●ちついてたからだをなでてるの?
だからママは、いぬをさわってきたあとは、
ちゃんとてをあらいなさいっていうの?…
ちっこい頭で、そう、考えた結果
いぬってばっちい!という結論に至った。
いぬは ほえるし かむし ばっちいからこわいんだね
だからママはいぬがきらいなんだね
そうだよねーいやだよねー
ばっちい! の意識は、小学生のうちに、誤解が解けたけど(笑)
苦手じゃなくなる道のりは、まだまだだった。
その話は改めて。
ちなみに
今は母の犬嫌いも、部分的に改善された。 いわば 限定解除。
その話も、またいつか。