先週末、
ある人と食事に行きました。
知っているという間柄においては
実に37年を数え、
といえ、二人きりで食事するのは
初めて、
具体的に会話をするのも今年になってから、
という妙な関係。
ただ、信じてやまなかったのは
きっと信頼できる人であるということ、
価値観もきっと合うはず、だということ、
食事して、話も盛り上がり、
時間が経つのもあっという間で、
とても楽しいひととき、
やはりすべてはかくのごとく、でした。
それから、
具体的には一切申せないのですが、
先日、ある公共機関からの依頼で
美術品の数々の査定にいってまいりました。
それはもう、膨大な数で
素晴らしい品々を拝見でき、
眼福とはこのことであろうと
大変感激しました。
また、何より、
当方の事を覚えていていただいた方、
また当方自身を信頼していただいた方、
心より御礼申し上げます。
「譽」以外の何物でもありません。
これを糧にまたこれからも精進してまいる所存です。
一方、
昨日、ずっと施設にいる母親と電話で話をしました。
30分ばかりでしたでしょうか。
何度も何度も同じことばかり繰り返して言うその言葉には、
こちらに対する思い、愛情がたくさん詰まっていました。
若いころには
お互い言いたい事ばかり言いあい、
自分本位な感覚でいたと、
この歳になって気付くことって
意外と多いのだと感じました。
親子の間柄の関係性、距離感、
価値観、
それらはいつの世も、またその人によっても
千差万別であろうと思います。
それがまた
お互い年齢を重ねることで
感じ方や接し方が
変化してゆくことが
妙でかつ不思議であり、
また人間同士であることの
奥深さをも実感し、
感慨深くなってしまいました。
随分と希薄な世の中になってしまった云々ばかり
このところ書き込んではいますが、
まだまだ、
人の心というものは
揺れ動き、
様々な思いをし、
それが人生なんだと
思い知ったこの数日でした。
最近通い出した
近所の鍼灸院で、
「自律神経ですね」
と言われ、
単に「老化」だけでもないらしいことを
何故か前向きにとってしまう
野元でした。