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古美術 玄海樓店主のきまぐれブログ

恥じる、恥じらう、

恥ずかしい、

恥(はじ)、

 

およそ同じ意味を持つ言葉です。

音読みは「チ」、

成り立ちは(說です)、心は心臓、耳を赤らめる故に

この字ができたと言われています。

 

ヒトというものに必ずなくてはならないこの言葉の意味。

 

恥じるような生き方をせぬよう、だとか

恥ずかしい思いをさせない、とか

スレていない、恥じらいを持っている、とか

恥を知りなさい(どこかできいたような…)、とか

 

現代人は、どうも忘れつつあるようなことのように思えてなりません。

 

「勝ち組」と呼ばれる人たちのように、

経済的に裕福になる事が一番の目的なのでしょうか。

 

少子化が大問題となっていますが、

だからこそ「新しい日本人」が必要で、外国籍の人たちを帰化させた方が早いのでしょうか。

その為に様々な犠牲を払うことに何の危機感も感じない、この価値観は、

この先、日本國を大きく変えてゆくことになるでしょうし、

ニッポンジンの誇りというものを軽視していると思います。

 

歴史観、文化や教養が変化してゆくことで、日本の栄えあるものが

徐々に失われてゆく・・・

 

戦後80年という節目、それも終戦日、お盆を少し前にして

思う事を書いてみます。

 

英霊だけでなく、過去に生きた先人たちがあられたからこそ、

今のこの日本國があるのです。

今の我々も存在しているのです。

当然、ご自分たちのご先祖様、

その御霊に感謝するのは当たり前のこと。

そこに今も過去もありません。

普遍のものです。

 

それに対して、恥ずかしい生き方をせぬよう、

我々は一人ひとり自覚していかねばなりません。

 

 

子育て、実に大変だと思います。

ただ、その躾から始まる子への教育が形は変わりこそすれ、

ヒトとして、この地球に生きる唯一の思考できる生物として、

本来の方向性は同じのはず。

何も、今の価値観が全てでもないし、

テレビ等のマスメディアやSNSに登場する人物が決して偉い訳でも

最上級の人でもありません。

が故に、その人物を目標にしたり目指す必要もなければ、

そうならなくてもいいのです。

今後、そのような目の前に現れる人物は実在する人物ではなく、

「AI」が形成した人物になる可能性も秘めています。

いや、きっとそうなるでしょう。

 

大きくなったら何になりたいか。

一時、某配信系SNSでの配信者、ライバーとなって

とにかく、お金を稼ぐのが最上と思われた時期がありました。

今もそうなのかもしれませんが。

 

少し前までは、

小さいうちに英才教育、高学歴となり、

いい企業に就職、または経営者となる・・・。

 

何も否定はしません。

ただ、それだけの人生って

何かつまらないなぁと

最近感じます。

 

自然災害もそうですが、社会でも

過去にはなかったようなことが次々と起こるこの世の中。

 

今生きている中で、本当に大切なものは何なのか、

今一度考えてみようと思います。

 

謙虚でいることがいかに大切なのかを思い知るこの昨今。

健康的で前向きな、楽しく生きてゆくのが最上なのでしょうが、

 

我が人生、悔いのないよう、また「恥じることなく」、

 

それは恥というものの意味を知っているから、

 

そういう感情があるから、

 

恥というものの位置づけが出来るのです。

 

 

どう生きようが自由です。

 

しかし、ジワジワと

様々なものが押し寄せてきているのです。

 

恥を恥と思えなくなるこの悲劇だけは

 

何としても避けたいものです。