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古美術 玄海樓店主のきまぐれブログ

何の憚る事もなく、申し上げますが、

当方の最終学歴は高卒、

しかも大学に進学するには

 

勉強が足りなかった、

学力が及ばなかった、

努力をしなかった、

 

それが事実なのかもしれません。

 

その当時、きちんと理解していないにもかかわらず、

老荘思想に影響されたかの少年は、

バンドを組んでみたり、芝居等の芸能活動、

悪さも覚え、学業以外のことに夢中でした。

 

高校3年生の担任であった「わが師」(敢えて言わせてください)は

この落ちこぼれであった生徒を分け隔てることなく、

実に親身に接してくださいました。

世の中で、愛情を初めて感じた人でもありました。

 

当方が卒業後の進路に悩んでいるときも、

相談に乗ってもらいましたし、

 

事実、この美術業界に進むきっかけとなったことは

まぎれもない事実です。

 

わが「玄海樓」の文字ロゴは師の文字であり、

懇願して書いていただいたものです。

20種ほどある中から当方自身で選んだのが

今も尚表記しているその文字です。

 

母校の校札(看板)は師の書かれた文字です。

 

決して目立つことなく、驕ることなく、

ただただ好きなことをひたむきにやっておられた師は

骨董屋さん巡りが大好きで、

巷の骨董市には必ず出掛けておられました。

 

人はいろんなことを言いますが、

師は、けなすことや貶めるようなことを

一切なさりませんでした。

ですから、あの大和的な古代奈良的な雰囲気も相もって、

平和的牧歌的なその性格は様々な人たちから慕われたのだと思います。

 

当方の知る限り、師こそが真実の教育者であったと確信しております。

 

最後にお会いしたのは約2年前でした。

 

ある筋から聞いた話では

昨年(丁度1年前)、突然お亡くなりになったということでした・・・。

 

 

突然すぎて何も言えないこの悲しみは

どうにもなりません。

 

師がおられなければ、

現在の当方は居ません。

この業界に身を置く事はなかったと思います。

 

 

文化や藝術の存在意義、

歴史の推移や影響、

 

世間、社会、

地球のなりたち、宇宙のなりたち、

この次元の全ての根源、

 

それらを分かりやすくご説明いただいた

師の大いなる心とその聡明さに

心より感謝、感激、いたしたのは勿論、

 

我が人生において最も甚大な影響を与えてくださったのは

師であり、その存在はこの先も無二です。

 

いつまでもお話しする事は適わないのは承知しておりましたが、

とうとうこの時がやってきました・・・。

 

今更ですが、

ご冥福をお祈りすることしかできませんが、

 

ここに最大の感謝の気持ちを込めます。

 

 

先生、ありがとうございました。

 

そして、微力でありますが、必ず真理を継承します。

 

 

天国から見ていてください。

 

 

合掌