ものすごーく有名な曲だけど
あえてじっくり聴かないでしょ
よくテレビの挿入曲だったりするけど ↑これ第4幕の終曲(最後の最後)
今度の定期演奏会で演奏する曲
チャイコフスキーの
「白鳥の湖」
クライマックスは弾いてるだけで涙がでそうなほど美しい曲だ
こんなにもオーケストラの一体感を感じる曲ってなかなかないなとも思う
これは聴いてるよりも演奏したほうがいい
聴くのとは違った感覚におそわれる
体中を電流がかけめぐるような、そんな感覚
いくら、いろんなCDで聴いても聴いても聴き続けても
演奏しているときのゾクゾクする感覚は起こらない
カラダの中の、アタマの中の、ココロの中の何に共鳴しているんだろう
不思議な曲だ
トランス状態になるのかもしれない
本当にクラッシック音楽って危険だ
ちっともリラックスでもなんでもない
クラッシックって「癒し」という表現をするけれど
世に言う癒しとは違うと思っている
実際にバレエの舞台で舞っている人はどんな感覚なのだろう
(*定期演奏会はバレエはありません)
耳慣れた曲だけにどうにも張り切って演奏したくなるのが人情だが
そういう曲ではない
世界観を表現できる技術が自分にあったならと思う
その技量がないのがどうにも残念だ
個人的には
この曲って、楽しげを演出する幕もあるが、一貫して凍るような冷たさを感じる
普段聴かないであろう、終曲おすすめ
白鳥の湖は有名な話なのであらすじを知ってる人も多いと思うけど
これ・・・・・・ストーリーなんか知らなくても曲自体が物語りを綴る
チャイコフスキー恐るべし
ストーリーを知らない人は、知らないまま聴いてみるのもおすすめ
おそらく、聴き終わったあと知ってたかのように語れるはず