こんにちは。
ただのおばさんです。
先日、電車に乗っていたときのことです。
ドア近くに立っているカップルがいました。
頭一つ分くらい身長差があって可愛らしいカップル。
でも、なんだか様子がおかしいです。
何をしゃべっているのかな～と耳をそばだてるただのおばさん。
すると、女の子が「行かない！」「行かない！」と言っていて、
どうやら怒っている様子です。
男の子が「本当に来ないの？」と聞くけど、
女の子は「行かない！」の一点張り。
プリプリと音が聞こえてきそうなくらい怒っています。
男の子は背が高くておしゃれで、
坂口健太郎君のような塩顔イケメン。
ただのおばさんは、心の中で、
「行く～～～！」「あなたが行かないなら、ただのおばさんが行く～～～～！」と叫び、思い切り手を挙げていました。
もちろんただのおばさんの心の声は届くはずもなく、
女の子の怒りは全く収まらない様子。（聞こえていたらもっと怒っていたかもしれませんね）
しばらくすると、男の子がドアの窓には～～～っと息を吹きかけて、
白くなったところに、ニコちゃんマークを書きました。
ななななななな、なんていい男なんだ！！
ますます「ただのおばさんが行く～～～！」「どこまでもついていく～～～！」って感じです。
それでも女の子の怒りはおさまらずに、
次の駅についてドアが開いたら一人で降りてしまいました。
きっと、男の子はいつもいつも優しくて、怒っても怒ってもずっと優しくしてくれるんでしょう。
でも、男の子は女の子を追いかけませんでした。なにを考えていたんだろう。
ただのおばさんが、２０歳くらい若かったら、
間違いなく「あの～、もしよろしければ私が行きましょうか？」と声をかけていたでしょう。
怖すぎる！！
若くなくてよかった！！！なただのおばさんなのでしたｗｗ
こんな感じのステキな子でした。