こんにちは。

ただのおばさんです。

 

先日、夫のただのおじさんと共に、

NHKホールで開催された斉藤和義さんのライブに行ってきました。

和義さん(友達かいっっ!)のファンはけっこう年齢層が高いのですが、

一応、オープニングでは立ち上がって曲に乗ります。

 

和義さん(だから、友達かいっ!)はオープニングの曲を歌ったあと「いぇーい」と言って、

「どうぞ、座ってください」と気を使ってくれます。みんなノソノソ座ります。

年齢層を感じるライブなのです。

 

今回のライブではただのおばさんは、

通路越しの隣の席に、ひと際目立つ人生の大先輩を発見!

おそらく80歳くらいと思しきただのおじいちゃんが、

オープニングの曲に合わせてニッコニコでノリノリで手を叩いて楽しんでいました。

 

さすが和義さんだ(だからっ!)

こんな人生の先輩までを虜にしてしまうとは…。

ただのおばさんはよくわからないけど、感慨深い気持ちになりました。

 

和義さんがオープニングのトークを終えて、次の曲に入ったとき、

ただのおばさんは、再び隣のただのおじいちゃんの様子を確認しました。

すると……、

ただのおじいちゃんは、椅子に座って首をぐにゃりと下に曲げて動かなくなっている!!!!

 

死……死んでる!?

まさか……。

いやいやいやいや。いやいやいや。

 

ただのおばさんは、曲の合間合間に様子を確認しましたが、

ただのおじいちゃんはその後2時間、

首をぐにゃりと曲げたまま微動だにしませんでした。

 

しかし、最後の曲が終わり、アンコールになったときのこと。

ただのおじいちゃんは、ヒュンっと首を持ちあげて立ち上がりました!!

 

そしてまるで2時間たっぷり楽しませてもらったぜイェーイ!

と言わんばかりのノリノリの様子で、アンコールの曲に大盛り上がりしていました。

 

いったい……。

 

たただのおばさんがただのおじさんに、

「隣のおじいちゃん、ほとんど寝てたよ。ちんだのかと思った」というと、

ただのおじさんは、

「あの年になると体力がないねん。すぐ寝るねん。心配ないねん」

と言いました。

 

あんなに騒々しい会場でぐっすり眠れることや、

メーンの曲をほとんど聞かずにあんなにノリノリで楽しめる人生の大先輩、あっぱれ!

と思うただのおばさんなのでした。

 

男性のファンが多い和義さん。素敵です。