こんにちは。

ただのおばさんです。

 

安倍元首相の銃撃事件、

本当にショックで、怖くて、悲しかったですね。

事件当日は、家を出るのが怖くて怖くてたまりませんでした。

 

選挙中は、民主主義に対する卑劣な手テロ、

言論の自由に対しての暴力、などと大きく報道されていてました。

山上容疑者の母親が多額寄付して破産し家族が崩壊した、

宗教団体に対しての個人的な恨みについては、

蓋をされているような印象がありました。

宗教団体の名前も伏せられていましたね。

 

そして選挙が終わって一夜明けてすぐに。

家庭連合(旧統一教会)という名前がメディアで報道され、会長が会見を行いました。

選挙中に宗教団体の名前が出ると選挙に影響が出るからなんでしょうね。

あからさまですね。

 

会長は寄付について、いろんな寄付の名前を持ち出して、

ノルマのようなものはない。

会員の人たちの意志によるもので有難く頂戴しているというようなことを言っていました。

 

ただのおばさんは、違和感を覚えました。

勝手な想像で違和感を覚えたわけではありません。

 

ただのおばさんは、20年も昔のおかしな出来事を思い出したのです。

 

それはただのおばさんがまだ東京に出てきたばかりのド田舎者丸出しの18歳のころの話です。

一人暮らしを始めたばかりで、右も左もわからない。白菜とキャベツとレタスの違いもわからない。

寂しくてしょうがない。友達も一気に新しくなって、田舎にはいなかった大人びた人もいて、

一生懸命、馴染もうとはしましたが、やはり急な変化に心がついていかない。

友達と笑い合うことはできるけど、心のどこかがいつもさみしい。

 

そんなときでした。

道で急に知らない女性から話しかけられました。

30歳くらいの人だったと思います。メガネで、地味な服装で、真面目そうな女の人。

 

「すみません、手相の勉強をしているんですが、ちょっと見させてもらってもいいですか」

 

なにも知らない18歳のただのおばさん。

手相を見てくれるなんて、面白そうだなと思いました。占いも大好きな年頃です。

なんの疑いもなく、女性に右手のひらを差し出しました。

 

 

 

長くなってしまったので、次回に続きます。