こんにちは。

ただのおばさんです。

 

ただのおばさんは、スマホを手に持って歩く癖があります。

 

先週のこと。

いつものようにスマホを手に持ってとある街を歩いていると、

ただのおばさんの住んでいる街にはない銀行のATMを発見。

これは今用事を済ませるべきだと、ATMへ。

 

おそらくですが、ただのおばさんはATMの右横にスマホを乗せました。

そのまま別の目的地へ。

 

あれ? なにかが変だ。

すぐに気が付きました。

そうだ! ATMだ!

3分もしないうちに戻ったのですが、ただのおばさんのスマホはどこにもありません。

 

そうだ、エアポッツを着けてみよう!

エアポッツはスマホが近くにあれば反応するはずだ!

エアポッツを耳にイン。すると接続されました!

あ!近くにある!右をポンポンと叩き「10秒したらアラーム鳴らして」とお願いすると、

 

「10秒し、う、みゃ※〇■~~~ぷつっ」

 

とどんどんエアポッツが遠のいていき、切れた!

こ、こ、これは!!

ただのおばさんのすぐそばで、

どこかの誰かがただのおばさんのスマホをもって移動している!!

その後、エアポッツは全く接続できなくなりました。

 

その人が良識を持った人ならば、

きっと目の前にある交番に届けてくれているはずだ。

だって、目の前に交番があるんだもん!

真っすぐ交番を訪れたただのおばさん。

 

「届いていませんねー。とりあえず紛失届は出しておいたら?」

 

本当にとりあえずな感じの対応をするポリス。

交番の中にうじゃうじゃいるポリスたち。ただ立っているだけの人やただ座っているだけのように見える人もいる。

この人たちはいつもなにをしているんだ?

 

みつかった場合の連絡先というのがありましたが、

ただのおばさんは夫でただのおじさんの携帯番号を暗記していませんでした。

電話番号の暗記の必要を緊急事態に知る!

 

ちなみにその街は、新宿歌舞伎町が小さくなったような街です。

決して治安がいいとは思っていないただのおばさん。(失礼ですみません。歌舞伎町もごめん)

 

紛失届を出して、肩を落として歩いていると、

「うるせー!ふざけんじゃねー!」

とポリスに向かって、怒鳴り散らしている酔っ払いのおじさんがいました。

 

ただのおばさんは思いました。

この街で、スマホを失くしたら最後だ。(失礼で本当にすみません)

 

念のため、公衆電話(いったい何年ぶりに使っただろう!)で、

自分のスマホに電話してみることに。

なんと、公衆電話の中にうんこが落ちていました!

なんで!!!犬の散歩に公衆電話に入ったの?!もしや、まさかの……人間?!

 

ただのおばさんは、絶対にスマホは見つからない!と確信しました。

それでも何度か電話してみたものの、応答はなく……。

 

パソコンで位置情報を確認してみたり、

また公衆電話でかけてみたり、

最終的に再び交番に行ってみたり。駅の窓口に尋ねてみたり。

3時間ほど探し回った結果、見つからず。

 

最終的にソフトバンクでスマホを止めてもらいました。

サポートに入っていたため1万円で新しいものに代えることになりました。

新しいスマホは翌日の午前中に家に届くそうです。

 

はーーーーーー。3時間もあほなことで時間を無駄にした。

今後、この街を歩くときはスマホをひもで縛って腰に括り付けておくことにしよう!あの街は危険すぎる!(本当に失礼です。すみません)

 

その後、遠隔操作で電子マネーを止めたり、

カードを止めたり、面倒な作業がありましたが、

なんとか日常に戻ったただのおばさん。

 

2日後、警察から「あなたのものと思われるスマホが届きました」という通知が郵送されました。

 

チーン。

 

自分の不注意でスマホを紛失しておきながら、数々の無礼なことを考えてごめんなさい!!

 

街に謝罪するととともに、

今は一生懸命、ただのおじさんの携帯番号を覚えようとしているただのおばさんでした。

 

さまざまな情報が入っているスマホ。

今の時代、これを失くすのは致命的ですね。