こんな時だからこそ〜コロナウイルスに打ち克つために〜 | スポーツメンタルトレーニング指導士 小林玄樹のブログ

みなさん、こんにちは!

スポーツメンタルトレーニング指導士の小林玄樹です。

 

コロナウイルスの影響で世界中が大変な状況ですね。

仕事やスポーツ現場も自粛や中止などがほとんどで、ストレスフルな日々を送っているのではないでしょうか。

私も仕事量がグッと減ってしまい、やりどころのない気持ちをどこに向けようか考えてます。

 

そんな中、世界の心理学関係の学会等の機関は、心の健康を維持するためのガイドライン等を発表しています。

私が関わっている団体NPO法人Compassionの仲間と翻訳したものなどを下記に記載しますので、参考にしてみて下さい。

 

国際応用スポーツ心理学会(AASP)の記事の翻訳

 

国立衛生研究所の記事の翻訳

 

アメリカ心理学会(APA)記事の日本心理学会の翻訳

 

これらの内容を心がけるだけでも、自分の心の健康を保つことに繋がると考えます。

 

現在、私がメンタルトレーニングの知識として心掛けていることとして、自分がコントロールできることコントロールできないことを分別することです。

下記の図でも表していますが、自分のコンロールできる範囲は限られています

これは、今回のコロナウイルスの状況に限られず、人間はコンロールできないことに目が行きがちです。

 

みなさんがコントロールできることは何でしょうか?

一方で、コントロールできないことは何でしょうか?

 

 

コントロールできること

・自分自身に関すること(心・行動・態度など)

 

コンロールできないこと

・環境

・他人

・過去や未来

・結果  など

 

つまり、私たちがコントロールできることは自分自身に関することだけです。

一方で、コントロールできないことは沢山あります。

コロナウイルスのことで、自分が感染することを心配している方々も多くいるでしょうし、私もその1人ですが自分ではどうすることもできません。

ただし、自分がマスクを着用することもできますし、密集を避けることで感染する可能性を極力少なくすることもできます。

 

大切なことは、この状況で自分自身に「今」できることは何か?を考えることではないでしょうか?

外出自粛であっても、練習ができない状況であっても、コロナウイルス終息後にどんなプランで行動するのか?

今のうちからプランを膨らませることはできると思います。

私自身にも言えることですが、どうしてもこの状況下で色々な効率が下がってしまいます。

それは仕方がないことだと思います。大切なことは、現状でできることを探すことだと思います。

自分のコントロールできない外側の範囲ではなく、自分のコンロールできる範囲に目を向けて、

責任を持って行動することが大切だと思っています。

 

こんな状況ですが、必ず明るい未来が来ることを信じて、「今」できることを精一杯やっていきたいと思います。

 

いち早くコロナが終息することを祈って。

 

 

スポーツメンタルトレーニング指導士

小林 玄樹