緑黄色社会の「LITOMUS」を聴いて、昔の映画「髪結いの亭主」を思う。

この緑黄色社会なるバンド、若い人たちの間では常識でしょうが、
恥ずかしながら私、先日の「CDTV」で初めてしっかりと見て聴きました。
名前はなんとなく知ってだけど、若い人が聞くバンドで私には関係がない
と思っていたんです。

ところがどーしてこの「LITMUS」という曲、
めっさ良い！

曲中盤に出てくる「おのれ」という歌詞、聞き間違いかと思わず二度見して
しましましたよ。

で、私この曲の歌詞の・・・
「その手をその目をその輝きをそのままに
別れも告げずに離れてしまえたらいいのに」
と、
「その手にその目に残る私をそのままに
あなたの全てを忘れてしまえたらいいのに」

のこの歌詞に、30年以上前のイタリア映画「髪結いの亭主」で、幸福の絶頂
と思われる嵐の夜に、荒れ狂う川に身を投げたマチルドを思ってしまいました。


30年前はよくわからなかったけど、今ははっきりわかります。

緑黄色社会のファンの若い人にも、是非観てもらいたいっす。