ポストなどによく投函されている、いわゆるマグネットチラシ。
水回りの工事業者のものが、特に多いと感じます。
冷蔵庫などに貼っておいて、いざという時に電話してもらおうという
目的の販促ツールですが、そんな業者中でも大手の水道屋本舗が
消費者庁から9か月営業停止処分という厳しい措置を受けました。
朝日新聞の記事によると・・・
「同社は「水道屋本舗」の名前で、マグネット式のチラシを配ったり
電話帳に広告を載せたりして全国で事業を展開。
同庁によると、2019年2~4月、見積もりを依頼された客に対し、
「トイレ部品が製造中止になっている。全部交換するしかない」などと
虚偽の理由を告げて、30万円以上の契約を勧めた。
クーリングオフの対象なのに対象外と説明したり、一度成立したクーリング
オフを何度も電話をかけてやめさせたりしていたという。
ウェブではトイレやお風呂のトラブルに「3300円から」などと安さを強調
していた」
とあります。
すべての業者が同じとは言いませんが、水回りのトラブルという素人には
解決がななかな難しく、見積内容などの精査も難しい業種での不法行為
要するに足元を見るような商売のしかたには、憤りを感じますね。
確かに自宅で水漏れが発生したりすれば、しかもそれが夜間や休日だと
慌ててしまいますよね。
しかし、水漏れはたいていの場合水道の元栓(水道設備の下棚の扉を開け
るとバルブがあります)を閉めれば止まります。
まずは応急処置をして、昼間営業している業者に連絡するのが無難だと
思います。