吉高由里子主演、松坂桃李、松山ケンイチ共演、熊澤尚人監督の衝撃作、「ユリゴコロ」を観ました。
原作は、「彼女がその名を知らない鳥たち」も映画化されているミステリー作家、沼田まほかるさん。
原作は読んでいないので分かりませんが、この映画もう相当いいです。
や～～な雰囲気が流れる前半部分から、一変して号泣必至の後半へのコントラストも素晴らしく、トーンが変わる転換点の松山クンと吉高さんのラブシーンの、近年まれに見るほどの美しさときたらもう。。。
ストーリーもそこそこサスペンスが、サスペンス大好物で小さな伏線も見逃さない(笑)私にとっては普通ランクです。
しかし！
①冒頭友達が池に溺れるシーンがエグい。
②リストカットでしか快感を得られない友人が、手首を切った時に流れる血を見つめる、吉高さんの目がすごい。
③ひどい状況に置かれていればいるほど、吉高さんが気高く美しい。
etc
色々あって、サスペンス部分も一流です。
で、後半のラブストーリーとしての部分。号泣します。嗚咽します。
大々、大お勧め！「ああ、荒野！」以来の、ホントにお勧め映画です。