3.11あの東日本大震災から6年が経ち、色んなことが変わり色んなことが元に戻りつつあります。

あの時、福島第1原発がメルトダウンを起こし、大量の放射線が福島をはじめとする各地に飛散しました。CO2を出さないクリーンなエネルギー謳われていた最新鋭の設備が、CO2どころではない危険な怪物に姿を変えてしまったのです。

そして今、原発問題は未だに方向性が定まっていません。政府も東電もこの6年何をしてきたのか。。。原発は、トイレのないマンションだといった人がいますが、核廃棄物処理の問題も全く進んでいません。

原発は廃止し、住宅や産業施設の省エネ化を推し進めるしかありません。

そしてあの津波。

被災地はともかく、ここ静岡市でも海に近い地域の地価は暴落し、企業も危機管理上内陸への移転を推進してきました。

そして今、災害時にこそ大きな力を発揮しなければいけない桜ヶ丘病院は、海岸線近くの旧清水庁舎跡に移転することが決定しました。

清水という地域柄、生活と海は切っても切り離せません。それはわかっています。

しかし、平時ならともかく非常時である震災に、あの場所で救急輸送病院としての機能が本当に成り立つのか?疑問に思わざるを得ません。

人の記憶は年々薄れていくものです。