綾瀬はるかファンを公言している私としては、彼女の出演作は観ないわけにはいかないとかなんとか娘に言い訳をしながら、「高台家の人々」を観ました。
で、思ったこと。
こういう映画いいじゃないか。
底なしに不幸な韓国映画や、啓蒙系のヨーロッパ映画、「復讐するは我にあり」みたいなインパクト映画、そんなものがこの映画の中にあると思うなら探してみろ!
50を超えてこの手の映画を観る気恥ずかしさは、最初の15分くらいだけ。
あとは綾瀬はるかが何とかしてくれる。
人の心が読めてしまうテレパスに、考えてることが分からなくするために彼女がとった方法は、なんの説得力もないけどただただキュート。
こういう映画があるから、ヨーロッパの映画祭で賞を取るような映画もまた重宝されるわけで、みんながみんなズシンとくるものばっかりでは、胃をやらちゃいます。
と、長い言い訳をしてしまいましたが、とにかくな~んにも考えないで、いいから観てごらんなさい。
楽しいから。