秋は、空気が乾燥して、肺に負担がかかる時期です。
北海道はもう暖房を使い始めるので、電気暖房を使うような大きな施設では、
輪をかけて空気が乾燥しますね。
あるお客様、昨日からのどが痛い。セキも少しある。寒気はなく、食欲もあり、だるさもない
とにかく喉が痛む。=熱がありますね
銀曉解毒丸をお勧めしてみた。
すると、昨日他の店で買った漢方の風邪薬があるので、それと一緒に飲めるものがいいとのこと。
それではと、板藍根をお勧めしたのですが、参考に今飲まれてるお薬を拝見しました。
麻黄湯です。
麻黄湯は、体の表面を温めます。「ゾクゾク寒気がする」時に使います。
麻黄自体は、温める力はあまりなく、配合の桂皮が ぐっと体を温めます。
この方は、今は寒気はないと言うので、おそらく麻黄湯を買った昨日は寒気があったのでしょう。
それが効いて、今日は寒気がないのかな?
今は熱症状だけなので、銀曉解毒丸がバッチリ効く状態です。
桂皮で温めるのは避けたいですね。
風邪と言っても、漢方薬で状態は1日で変わります。
状態にあったお薬の選択が、いかに大切か改めて感じました。
シンプルに 寒いなら温める 熱があるなら冷ます。
足りないものは補う 余分なものは瀉す です
板藍根を合わせたので、じきに良くなるでしょう。