夢のカリフォルニア １０ です。
（ 今回は悪夢編。笑。）
今でも多分あると思いますが、シリコンバレー駐在の日本人用の便利帳（タウンページ？）みたいな本がありました。
官公庁の電話番号とか、生活のための便利情報とか。まあ、一度目を通しておけば、それでいい様な内容ばかりでした。
ただ、その中に、緊急時の対処方法みたいな章が有って、、。
出先で車が壊れたらこうしろ、とか書いてました。（まだ海外で使える携帯電話が一般的でなかった頃なんで、緊急用の公衆電話の使い方とかです。）
で、その中に「ホールドアップに会ったら（拳銃を突きつけられたら）こうしろ」というのがありました。
記憶では、
・差し出せるものは全て出せ、怒らせて撃たれたら元も子もない。
・財布はできれば２つ持っておけ、差し出すやつと本命と。差し出す方には最低２０ドルは入れておけ、少なすぎると怒って撃たれるから。
・車で逃げようと思うな。車のボディは拳銃の弾にはなんの意味もない。簡単に貫通する。
・絶対に争うな、とにかく相手を怒らせないことだけを考えろ、拳銃を持っている相手には絶対に敵わない。
という感じでしたね。
あと、
・車のロックは常にかけておけ、赤信号で停まった時にいきなり乗り込んでこられないように。
というのもありました。
滞在中に銃を見たことはありませんが、ミルピタスのグレートモールというショッピングセンターの駐車場で、シェリフ気取りの銃マニアが丸腰の不良を射殺する、という事件もありました。
アメリカでは銃はその辺にゴロゴロ転がっています。（今でも）
皆さんも、アメリカに行かれるときは気をつけてください。
命あっての物種です。
--- 続く ---
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