「社員は家族ですから」
「理念は家族主義です」
こんばんは~。
先ほど、この話をあるセミナーで出逢った経営者にお聞きして、
“妙な違和感”が自分の中にあった。
当然、その後に直接質問をさせてもらったんですが。
「社員のみんなにことあるごとに“俺達は家族だ”って言っているのに、まだまだうちの社員は幹部含めて理念が浸透してない!」と社長が大声で言われるので…
「社長、すんません。それは“社長のエゴ”ではないですか?」
とお聞きしてしまったところ、ドエライ怒られてしまいました(笑)
最終的には、
「君は家族の本当の愛情を知らないんだ(怒)!」と。
僕は知ってますし、感じ受けています(笑)
↑これはあえて言いませんでしたが。
家族のあり方が様々になっている世の中で、
「家族」というものに対する認識も人それぞれになってきていると感じます。
例えば、
親に依存し、子どもがずっと実家暮らしをするような家族もあれば、
18歳以降は、子どもは実家から離れて自立して生きるスタイルの家族もあるし、
親が家を出てしまったから、子どもたちが奮闘してがんばる家族もあるし、
おじいちゃんとおばあちゃんによって育てられる家族だってある。
21世紀に入り、ますますその家族のあり方はさまざまになり、
「家族」というものに対する価値観も多様化しているのは間違いないだろう。
僕が言いたかったのは、
「結果として社長の価値観を押し付けると、社員にとってそれは自由のない拘束された息苦しい組織になりやすい」ということ。
そういう意味で、「エゴ」になるから注意が必要だということ。
理念を「社長のエゴ」にはしたくない。
理念は「みんなにとって共通の目的」にしておきたいですね。
理念は浸透させるものというよりは、
共鳴が生まれるようなものにしておきたいですね。
先ほどの社長の会社においては、
みんなが創りたい「理想の家族」について話し合った方が良いかもしれませんね。
「一人ひとりそれぞれの価値観」が強くなってきている社会において、
「みんな同じ価値観の強要」は時代に適合しづらい。
個がもっと活きる会社にしとかんとあきませんね。
企業からも社会にいい影響を及ぼしていきたいですね!
今日はこのへんで。
らしく 楽しく おもしろく
~日本中の企業を元気に!~