昨日、イーアクセスの創業10周年記念パーティーに出席させていただきました。
帝国ホテルで行われたパーティは大変盛大で、会場には、パソコンメーカー、大手量販店、販売会社の社長、役員などの顔もちらほらと見えて、急成長を続けるイーアクセスグループの強さを目の当たりにしたような気がしました。
ゲストとして、今度の新しいCMに起用された タレントの佐藤ありさ さんが余興としてバイオリンを弾いたりする一幕もあり、大いにもりあがりました。
しかし、このパーティで僕が、何より、感じたのは、ベンチャースピリットです。
KDDIを京セラの稲盛会長と二人で立ち上げ、大成功を収めた千本会長は、二度目の創業を目指し、今度は、エリックガンさんという新しいパートナーとくんで、再び、たった二人からの起業をされたわけです。
ブロードバンドを安く、日本中に普及させたいという思いとともに。
そして、創業して最初のオフィスというのは、入り口の扉に、A4の紙に社名を書いて貼り付けただけの簡素なオフィス!!(これ千本会長のプレゼンテーションで実際にオフィスの入り口の写真がでてくるのですが、ぐっときました。いつかこの写真が手に入ったら、このブログで皆様にもみていただきたいと思っています。)
それが、たったの10年でグループの連結の売上は944億円までの企業に育っている。
そして、ゲストスピーチも振るっていました。
先ほど書いたように、会場には、パソコンメーカー、大手量販店、販売会社の役員などが多数おられる中で、スピーカーとしてお話されたのは、ジャパネットたかたの高田社長。
『 消費者目線を徹底的に追求していけば、供給者側が、供給者の理屈の延長線で起こす、漸進的なイノベーションでなく、より革新的なイノベーションを生むことができる。 』
『 そこにこそ、この不景気の日本に新たなマーケットを生むことができる。』
『 ジャパネットたかたは、メーカーではないが、イーモバイルが作り出した革新的なコンセプトの製品であるネットPCを、これまでのチャネルは販売してこなかったような、お年寄りや主婦などパソコンに疎いユーザーに対してTVショッピングを通じて販売している。これこそがイノベーションなのです。』
高田社長のお話、たいへん熱いスピーチでこちらも、ぐっとくるものがありました。
昨日は、
『人間の情熱と想像力こそが、あらゆるものを作り上げている。』
ということを、改めて思い出した一日でした。
春日原森
P.S. イーアクセスグループの皆様10周年おめでとうございます。


