問題が発生したような時、人ってついつい それをどう上手く切り抜けるかって考えがちです。
でも、
どう考えても解決しようがないような状況 = 本当のピンチ
に直面した時、どうしていますか?
僕は、本当の意味で、サラリーマンをしたことが 3年しか ありませんので、 基本的には、僕が学んできたことは、
① BCG出身の社長が経営する経営戦略コンサルティング会社で学んだ
② 自らの経営・ビジネスの実践を通じて学んだ
③ 読書から学んだ(僕は本だけは1000冊ぐらい読んでいます)
④ ビジネスでお付き合いのあった人から学んだ(というか真似した)
の4つのうちのどれかにあてはまるわけで、要するに ①以外ほとんどが、
独学
ということになってしまうのですが。
実は、
たった一人の方
からだけ、教えを乞うて、独学ではなく、ビジネス(というか人としての生き方に近いかもしれません)を教わっている人がいます。(と僕が勝手に思っているだけかもしれませんが)
その方が、僕が本当に難しい状況を迎えたときに、教えてくれたことは、
「 ピンチのときは、自分にとって一番厳しい選択肢を選んで体当たりしていくこと、それがピンチを打破する最短の道であり、そして絶体絶命のピンチをチャンスに変える唯一の方法である。 」
ということでした。
要するに 「逃げるな!」 ということですね。
そして 「ピンチはチャンスである。」 ということ。
人は、弱いので、どうしようもないような、自分の手に負えない、解決不可能に思える状況になったとき、それをなんとかごまかそうと、なんとか切り抜けてしまおうとする。
別の言い方をすると うまく やろうとする。
でも、それは対処療法でしかなくて、問題そのものに切り込むことを 逃げている 状態なんですよね。
それじゃあ 解決するわけがない。
だから、一番いやな、一番自分にとって選びたくない選択肢 = 問題そのもの に切り込むこと、それが最短で、そして、最善の方法であるということを 教えてくれたのです。
実際に、僕は、この言葉に救われて、何度も、ピンチをチャンスにかえてきました。
運命転開の秘訣は、 いやなものに目を背けずに、体当たりしていく勇気 に あるということです。
もちろん、その勇気を持つのが大変なんですけどね。
春日原森