アメリカに出張があると、僕はちょっと無理してでも、なるべくニューヨークに立ち寄ることにしています。
経営者であれば、どんな人も、自分にとってのスピリチュアルスポット (言葉の定義は正しくないかもしれませんが、癒しの場所や、精神的エネルギーをもらいに行く場所って意味で使っています。)って、あると思います。
僕にとってはそれが、ニューヨークなんです。
先月(8月)も出張(*)のついでに、ニューヨークに行ってきました。
ごく最近でこそ、上海に高層ビルの密集率では抜かれたようですが、それでもニューヨークの超高層ビル群はいつ行っても圧倒的な迫力があります。
皆さんは、ニューヨーク・マンハッタンの摩天楼がどうしてできあがったか、ご存知ですか?
どうして、あれだけ狭いエリア(マンハッタン島は、ちょうど東京の山手線の内側ぐらいの面積です)に、あれだけの数の高層ビルが建てられたのか。
土地バブルか何かの時期に投機目的でたてられたのか?
それとも、密集したエリアで経済活動を行う効率追求が理由でしょうか?
実は、答えは、そのどちらでもないんです。
マンハッタンの摩天楼は、ある時期に、世界中の資産家・事業家が、自らの権力と財力を誇示するために、マンハッタンに誰より高いビルを建設するという競争を繰り広げた結果できあがったんです。
すごい話だと思いませんか?
あの巨大都市は、金持ちのエゴで築き上げられたというわけです。
ちなみに、この話僕はときどきするんですけど、圧倒的に多いのは、『人間のエゴって愚かだね』って感じの感想。
でも、人間の愚かなエゴの産物と片付けるには、あまりにも偉大すぎませんか?
僕は、ニューヨークにいくたびに元気になります。
そこで、いつも 『人間の大いなるエゴのエネルギーの偉大さ 』 を実感できるからです。
起業家の方で、エネルギーを求めている人は、時間に余裕があれば、NY行かれることお勧めします。
春日原森
P.S.起業家・経営者のほかの方々の癒しのスポットって興味あります。NYまで行かなくても、ここに行くとエネルギーもらえるよって場所があれば、教えてください。

