バーゼル・ワールド番外編 | サムライ時計師スイスで修行してきました!

サムライ時計師スイスで修行してきました!

スイスといえば自然、銀行、そして時計。
いやいやそれだけではありません。
ハイジの故郷は、実はこんな国なんです。
(ヨーロッパ 海外 海外生活)
そして帰国しました。

バーゼル・ワールドでは、各ブランドが様々な趣向を凝らして
来場者を楽しませてくれました。

もちろん一番のそれは、新作の時計であるに違いないけれども、
ディスプレイやブースデザインにも個性とブランドカラーが
上手く表現されていたように思います。

Alain
(アラン・シルベスタインのブース)

「Alain Silberstein」(アラン・シルベスタイン)はもともと
インテリア・インダストリアルデザイナー出身だけあって、
非常に個性的なブースを構えていました。

時計のほうも相変わらずポップで面白いデザイン。
もうすっかり定番になったケースの形は
あのルイ・ヴィトンの時計”タンブール”(太鼓の意味)よりも
ずいぶん前に作られているんですよね。

ただ、トゥールビヨン・モデルと他のモデルには
仕上げやムーブメントの装飾にずいぶん差があるように見えました。

Chronoswiss
(クロノスイスのブース:このブランド、最近特に人気がでてきているのでは?)

このブースは「Chronoswiss」(クロノスイス)。

まるで日本の老舗旅館のような外観はとても目立っていました。
お向かいさんがとってもモダンな「CHANEL」(シャネル)だったので
その対比がまた不思議でしたね。
軒に付いている時計はくるくる回っていました。

「Britling」(ブライトリング)のブースは水槽付き!

Britling

来場者は面白がって写真を取っていました。

さて、いろいろなブランドを回っているとご丁寧にも
カタログをプレゼントしてくれます。
まあ、受付カウンターはどこも混んでいて忙しそうなので、
手が回らない人気ブランドもありましたが。

カタログもたまってくるとかなり重い、、、。

どこかに休憩するところはないかなあとフラフラしていると
何やら怪しい場所に、

裏舞台

会場の端に休めるところを見つけると、
商談の後なのか、同じように情報収集で疲れたのか、
ドリンクしながら雑談をしている人たちがいます。

なんか、裏取引が行われているような雰囲気でした。

また、会場には食事のできるところがいくつかあります。
関係者や招待客なんかは各ブランドのブース内でランチを
取っていたりしますが、
入退場自由のフリーチケットでは外へ食べにいく事もできます。

今年も出店があったのは、、、

sushi

回転ずし。

話には聞いていたんですが、
高くて美味しくないらしい、ということで行きませんでした。
でも、行列ができていましたね。

そんな感じで時計の祭典バーゼル・ワールドは
今年も我々を楽しませてくれ、
これからの更なる時計界の発展を期待させました。

帰りがけ、バーゼルの街をのんびり歩きました。

とにかく路面電車やバスが途切れることなく市内を通っていて
交通がとても発達した街だなと思いました。

Basel old town1

これはバーゼル旧市街にある、”市庁舎”です。

なかなかの迫力。

ここの通りはちょっとしたメインストリートのようで、
人通りが多く、またひっきりなしに路面電車が通っています。
カメラを構えて落ち着くのを待っていると、
同じように旅行者らしきマダムが、
「写真撮るのむずかしいわね。」
と、話しかけてきました。

「そうですね。」
なんて答えていると、またバスが、、、。
いや、市庁舎の目の前が停留所なんですよ。

川 バーゼル

バーゼル。

私にとってはじめての街は中世の香りを残したような
雰囲気を持つ素敵な街でした。

こんなところから最新の時計たちが世界中に広がっていくことに、
不思議な気持ちを感じずにはいられません、、、。
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