ジャン=リュック・ゴダール | サムライ時計師スイスで修行してきました!

サムライ時計師スイスで修行してきました!

スイスといえば自然、銀行、そして時計。
いやいやそれだけではありません。
ハイジの故郷は、実はこんな国なんです。
(ヨーロッパ 海外 海外生活)
そして帰国しました。

「Jean-Luc Godard」(ジャン=リュック・ゴダール)は、
私の一番好きな映画監督です。

高校生の頃に観た、「A Bout de Souffle」(邦題:勝手にしやがれ)が
最初だったのですが、
ヌーヴェル・ヴォーグと呼ばれている少しシュールで芸術的・実験的な
50~60年代の映画が、
当時、坊主で高校球児だった私にとって非常に斬新だったことを
今でも思い出します。

派手なハリウッド映画よりも、暗めで技巧的な作風に触れることは
なんだか「通」になったような気がしたものです。

ジュネーヴに来てからゴダールのDVDをいくつか購入しました。

ゴダー
(ゴダール6巻セット:1959年から1967年までの初・中期作品集)

ゴダールはパリで生まれた生粋のフランス人。
スイスでもよく仕事をしていたようです。

そういうわけで、映画の中は基本的にフランス語。

こちらで売っている彼の作品は字幕なしがほとんどなので、
聞き取りがとても大変で理解できないこともしばしばですが、
オリジナルのままで観賞するとまた、
昔とは違った印象を受けます。

petit soldat
(「小さな兵隊」のパッケージ:初めて観た時はジュネーヴが映っていて驚いた)

ここジュネーヴを舞台にした「LE PETIT SOLDAT」(邦題:小さな兵隊)では、
今でも目にする街並や建物が映っていて、
ああ、ここでカメラを回していたんだ、と感慨深いものがありました。

私の会社の同僚(40代)は、中学生だか小学生の頃、
彼の娘と同期だったそうです。
スイスにいたんですね。

彼の映画を観ることは私にとってフランス語がどのくらい上達したかを知る
ひとつのバロメーターにもなっています。

また、彼の作品によく登場する「Anna Karina」(アンナ・カリーナ)という女優が
とてもキュートで魅力的。
もうすっかりご年配になっていますが、今でも現役で
良い演技をみせてくれますよ。
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