
(サムライ時計師ただいまリヨンで休憩中^^)
1週間にわたってリヨン旅行をテーマにしてきたが、
たった2日間の滞在であったのにもかかわらず、
何を記事にしようか悩んでしまうほど、
初めて訪れる街には刺激がある。
食の街だけあって、料理も美味しかったし、
そのボリュームたるや前菜のサラダで満足してしまう程である。
またリヨンでは、最近大規模なデモがあったり、
以前、ジュネーヴの国境でリヨンナンバーの車に乗っていた若者が
警備員を殺害してしまうという事件があったりと治安について
幾ばくかの不安もあったのだが、
会う人会う人親切で、
これも旅を一層楽しいものにしてくれたようだ。
スイスは自他ともに認める時計の国に違いないが、
17世紀あたりの時計国といえば、実はフランスであった。
大航海時代では、イギリスとフランスの独壇場で、
スイスの時計産業はフランスから流れてきたプロテスタントたちによって
発展したというのが定説になっている。
サン・ジャン教会の大時計からも、その実力を伺い知ることができた。
旅から戻っての一週間はいつもどおり、せっせと時計の仕事に勤しんでいたが、
旅行というものは、気持ちをリフレッシュさせてくれる。
さて、また月曜日になる。
小さなネジを飛ばさないように(笑)、集中して仕事に励むとしますか。
追記:いつも親切にしてくれるHさんファミリー、
リヨンに連れて行ってくれてありがとうございました。
それとIkeaのソファー快適です(#