
(在ジュネーヴ日本人がよく通うという「和」)
ジュネーヴに来てからそろそろ丸3年になりますが、
はじめの1年半くらいはあまり日本食を口にしていませんでした。
パン食やヨーロッパ風の味付けが結構好きだし、
なにより、日本食は高いというのがその理由。
レストランでも、食材にしても、日本での価格の何倍もするし、
わざわざ食べなくてもという気持ちもありました。
けれどもこちらでの生活が長くなるにつれて料理のバリエーションも乏しくなり、
なんだかんだ言っても日本食を採ると体が喜ぶような気がして、
最近はわりと食べるようになっています。
(家族が送ってくれる段ボールいっぱいの日本食が本当に嬉しい!)
ヨーロッパ人にとっても昨今の「ZEN」(禅ですね)ブームがあり、
アジア人のカルチャーが受け入れられているように
感じられます。
中でも日本食はヘルシーさや、その独特な味わいと雰囲気から
とても人気があります。
もちろんジュネーヴも例外ではありません。
私が知るだけでも市内中心部に10軒くらい
日本食レストランがあり、特に寿司が人気のようです。
色鮮やかで、種類も豊富。
生魚を食べることが少ないヨーロッパ人の興味をそそり、
また、寿司を握ることは職人の仕事でもあるという、
その特別な感じが良いのではないでしょうか。
友人に「Restaurant japonais」
(レストラン ジャポネ/日本レストラン)を紹介しました(上の写真参照)。
すごく楽しんでくれたようで、私も日本人として嬉しくなりました。
残念だったのは最後に注文した和デザート
(黒ごまプリン・抹茶アイス)が彼らの口に合わなかったことです。
淡い甘さが逆に気になってしまったようで、
「もっと甘くしてほしい」と苦笑いしていました。
もちろんそれを気にいる外国人もいるんですけどね。
追記:気分転換に背景を変えてみました。
熊は首都ベルンのシンボルですが、
こんなかわいいクマがいるかどうか知りません(^^)