
(ジュネーヴの紋章:時計のジュネーヴシール
もこれです。)
私の住むジュネーヴはスイス最西端に位置していて、
国内ではチューリッヒに次ぐ2番目に大きな都市とされています。
3番目は春の時計ショーでおなじみのバーゼル(フランス語表記ではBale / バール)、
スイスの首都はベルンです。
スイス全土で日本の九州地方と同じくらいの大きさで、
ジュネーヴはそのうちの150分の1程度になります。
ジュネーヴ州内でもっとも離れた町と町の間の距離は30,6キロ。
とにかく広くはない都市なのです。
特にジュネーヴ州内の「ジュネーヴ」の街は小さい。。。
東京都民より少ない700万人強のスイス総人口のうち、
ジュネーヴ州に約43万5000人、
そのうち、約18万5000人がジュネーヴの街(中心部)にいます。
これは東京・渋谷区民の数に匹敵します。
国際都市と言われるだけあって、州総人口の38,7%(2005年の発表時点)を
外国人が占め、199(!)におよぶ国籍の人たちがいます。
ちなみに最も数の多い国籍はポルトガルで、日本人はジュネーヴに約1000人程
いるそうです。
ジュネーヴが国際都市と言われる所以は、
長い歴史に基づく国際性と、ヨーロッパの中央にあること、そして、
国連ヨーロッパ本部があることからでしょうか。
国際機関の数は22、NGOにいたってはなんと約170団体もあります。
このように改めてジュネーヴのことを調べてみると、
その都市の特異性と開放性を実感します。
→次回につづく!